パサパサの髪… スペシャルケアせずにうるおいを取り戻す!
乾燥が激しい時期に、特に気になりやすいのは、髪のパサつき。うるおいを加えようと思うと、ヘアオイルを使う女子も多いかと思いますが、塗った直後はよくとも、少し時間が経つとベタベタの見た目に…。そんなことも起こりがちなだけに、パサパサ髪を“ほどよくうるおわせるお手入れ”には、さじ加減も重要です。
デートなどのイベント前夜には、スペシャルケアをして補う方法もあるけれど、「デイリーケアの範囲で、うるうる髪をキープしたい!」のであれば、継続しにくいスペシャルケアのチカラは借りずに、日々のお手入れに“ちょい足し”程度で済ませたいですよね。
大丈夫。パサパサ髪は今回紹介する、お手入れの延長ケアをたった2つ取り入れるだけでも、見違えるほど手触りが変わるはず!
時短でうるおい髪へと導く2つのポイントって?
この時期、うるおいのある美髪を“時短”で育むなら、意識しておきたいポイントは2つ。
ひとつは、デイリーに使うシャンプーの“補修力”や“保湿力”に注目して、ダメージ補修や今の乾燥ダメージにアプローチする製品を選ぶ点。夏の終わりから冬にかけてのシャンプー新製品には、ダメージ補修をうたったものも多いので、そういった季節感のあるアイテムを選ぶと手軽です。
もうひとつは、デイリーケアに使っているヘアセラムのパワーを最大限に引き出すべく、セラムを塗った髪に“ひと手間”を加える点。いつも使っているヘア美容液はそのままに、特にパサつきが気になる箇所には“ラップ”を使って集中パックをすると、特別なことをしなくてもうるおいを閉じ込めるサポートに。
▲左)エニーフォンダンミルク ヘアトリートメント、右)モイストダイアン パーフェクトビューティー エクストラナイトリペア シャンプー&トリートメント
私は12月に入った時期、特に毛先の乾燥が激しいので、湿度が著しく低い日などは美容液を塗った髪の毛先部分だけラップを巻いて数分間なじませています。たったこれだけで、ただ塗るだけのときと比べると、よりしっとりとした毛先に。
また、毎日使うシャンプーは、アルガンオイルとリペアケラチンによる“ダメージ補修”に期待。湿度の低いシーズンには「特に傷んだ髪用」のシャンコンを使い、他の季節より保湿力を重視したお手入れを心がけています。
パサパサ髪は、スペシャルケアでもうるおうけれど、毎日特別なことをするのは意外と面倒。たった2つのノウハウを取り入れるだけで、手軽ながらも満足度の高いお手入れになれば、嬉しいですよね。
(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です。)
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。