身の回りの変化で
「付き合って4年が経った頃、僕の転勤が決まりました。転勤が決まった瞬間、ふと彼女の顔がよぎったんです。僕は過去に遠距離恋愛をしたことがあるんですが、結局うまくいかず、別れた経験があったので、本能的に離れてたくないって思ったんでしょうね。すぐに結婚しようって連絡しちゃいました(笑)」(31歳/保険/交際4年で結婚)
「自分の父親が倒れたとき、付き合って3ヶ月だった彼女が親身になって心配してくれたんです。交際期間は短かったけれど、この人と一緒にいるべきだと思いました。後日、彼女の誕生日にプロポーズしました。驚いていたけど、笑いながら受け入れてくれました」(29歳/商社/交際3ヶ月で結婚)
「子供ができたので、それがきっかけです。6年も付き合っていたこともあり、タイミングを見計らっていたので、正直助かりました」(31歳/広告代理店/交際6年で結婚)
「会社で役職がつくことになり、同僚の彼女に報告したら、僕以上に喜んでくれて(笑)。昇格はもちろん嬉しかったけど、それよりも、ともに喜んでくれる彼女のためにもっと頑張ろうと思えた。結婚を決意した理由はこれが大きかったです」(33歳/飲料メーカー/交際1年で結婚)
環境の変化を一緒になって喜んだり、悲しんだり。人生の伴侶として一緒に歩んでいけるビジョンが見えたタイミングがあると、男性にとって大きな一歩を踏み出すきっかけになるのでしょう。
彼女の正直な気持ち
「7歳年上の彼女と結婚して子どもが欲しいと思っていたものの、お互いの仕事の忙しさから、後回しにしていました。でも彼女の37歳の誕生日をお祝いしたとき『真剣に結婚を考えない?』と言われました。子どもを出産する話も出て、それから真剣に考えるようになりましたね」(30歳/CGデザイナー/交際2年で結婚)
「結婚したいと思いつつも、自分の収入が安定していなくて不安でした。一緒になるということは、やはり安心させてあげられるくらいのお金がないと、と思っていたので。でも、彼女は『そんなこと気にしてたの? なんとかなるよ!』と言ってくれたんです。そのひと言で、今までの不安が一気に取り除かれた気がして。どんなことがあっても一緒に乗り越えていけるって思いました」(28歳/フリーランスライター/交際1年半で結婚)
「会社の同期の彼女と付き合って2年で結婚しました。きっかけは、付き合って1年くらいしたとき、僕が地元の子と浮気をしていたのがバレたことから。発覚後、彼女は会社を休むくらい落ち込んでしまったんですよね。そのとき初めて、自分の軽はずみな行動がこんなにも大事な人の悲しませてしまうのか、と自覚。もうしないようにと身を固めました」(32歳/不動産/交際2年で結婚)
素直な気持ちが、彼を突き動かす原動力に。ウェディング雑誌などで匂わせるのではなく、すこし勇気を出して、思っていることを言ってみると良いかも!
日常生活でふと…
「僕は貯金があまりできなくて、車を買いたいなって思った時、自分をセーブしてくれる人が必要だと思いました。彼女は経理の仕事をやっていて、自分ごとのように話にのってくれたんですよね。ダサいですけど、『僕のお金を管理してください』がプロポーズの言葉です(笑)」(27歳/アパレル/交際1年で結婚)
「両親からのお願いがきっかけです。これまで普通に女の子と付き合ってきたけど、結婚なんて考えたことなくて、親の真面目なトーンで一気に考えが変わりました。今では子どももできて、親も喜んでくれてるので、結婚して良かったと思います」(32歳/銀行員/交際2年半で結婚)
「同棲して3年目の冬、同棲する家に帰ると鍋が用意してありました。いつもの食事だったんですけど、仕事で大きなミスをしてしまい、落ち込んでいて。すると、彼女はそれを察したのか「寒かったよね、おつかれさま。早く食べよ」って言ってくれたんです。その瞬間に、『あ、結婚しよう」と決意。突発的に思えるけど、自分が気づかないだけで、これまでどれだけ彼女に救われたんだろうって気づかされたんですよね」(30歳/IT/交際3年で結婚)
日常生活でハッとさせられる場面や相手の気遣いが、結婚を考えるきっかけとなり得るのですね。もしかしたら何気ない会話の中に、プロポーズしてくれるチャンスがあるかもしれませんね。