【目次】
・初心者はここを抑えればOK！ こての巻き方
・ロングヘアはこての巻き方で細部にニュアンスを仕込む
・こての巻き方でこなれ感アップ！ ミディアムヘアのまとめ髪
・前髪美人になるこての巻き方も
初心者はここを抑えればOK！ こての巻き方
サイドのボリュームを出す巻き方
［1］上下2段に分け、下段をまずフォワード（前向き）に巻く
髪はクリップなどで上段をわけてとり、下段からこてで巻いていく。顔まわりの毛束を写真ぐらいの量をとって、アイロンを毛束の中間付近に当て、毛先へ向かって前方へ巻いてそっと引き抜く。これをフォワード巻きといいます。
［2］少しずつ毛束をとり、リバース（後ろ向き）に巻く
［1］で巻いた毛束の後ろ側の毛束を、適量とる。［1］とは逆、うしろに向かって同様にこてを毛束の中間付近に当て、毛先へ向かって引き抜く。これをリバース巻きという。毛束を順にとりながらフォワードとリバースをくり返す。
［3］同様に、上段もリバースとフォワード交互に巻く
［1］で留めておいたクリップを外し、上段の毛を巻いていく。顔まわりの毛はリバース巻きから始め、同様にフォワード巻きと交互になるように。ここでも、こてを毛束の中間付近に当て、毛先へ向かってそっと引き抜く。
［4］全体の巻きが一方向にならないようランダムに巻いて仕上げる
フォワード＆リバースのミックス巻きに。毛流れがランダムに混じり合い、自然な動きが生まれる。毛束ごとに巻く方向を変えることを意識して巻くとやりやすい。
前髪・トップ・耳周りの巻き方
［1］前髪～前頭部の表面を巻く
前髪～前頭部の髪をこてで後ろ方向に巻いて立ち上げる。前髪～トップを4分割して巻いていくとやりやすい。
［2］トップの髪を巻く
トップの髪も同様にうしろ方向に巻いてニュアンスづけを。毛先のカール感が強すぎると古い印象になるので、毛先を逃がして巻くのがコツ。
［3］耳まわりを巻く
耳まわりを流れる髪にやわらかなニュアンスをプラス。サイドの髪を横へ引っ張りながら、後ろ方向に巻く。このときも毛先は逃がして。
［4］トップの髪にマット系ワックスをもみ込む
マット系ワックスをトップの髪に思いっきりもみ込む。少量のワックスを手のひらと指に薄くのばして、根元から立ち上げるように大胆に。
［5］下の髪はニュアンス系ワックスをもみ込む
こめかみより下の髪は、さくらんぼ大のニュアンス系ワックスを手のひらと指にのばし、毛先から軽く持ち上げるようになじませる。
［6］手ぐしで髪全体をひとまとめに
手ぐしで髪全体をまとめ、トップは毛束をつまみ流すようにして束感と立体感をつくる。
［7］サイドの髪に立体感と抜け感をプラス
こめかみや耳前から細く毛束をつまみ出し、結び目に向かってすーっと流すようにして、立体感と抜け感をプラスする。
［8］スプレーで毛束感をキープ
トップやサイドの表面に細く繊細な毛束をつくりつつ、毛束をつまみながらキープスプレーを吹きかける。
＼完成／
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ロングヘアはこての巻き方で細部にニュアンスを仕込む
毛先にニュアンスを仕込む巻き方
［1］巻く
こてでランダムに表面を巻いてクセづけを。これをしておくだけで、こなれ感がアップ。
［2］ほぐす
髪に空気を含ませながらざっくりとほぐす。
［3］全体にスタイリング剤をなじませる
髪の根元側3cmを避け、前髪以外の全体にスタイリング剤をなじませる。まとめたときにほどよい質感のベースをつくる。
［4］耳上の位置で手ぐしでまとめる
耳のトップくらいの高さでゴムのひとつ結びに。手ぐしでまとめてニュアンスを出して。
［5］トップにボリュームを出す
横から見たときのシルエットを美しく見えるよう、トップに自然なボリュームを出す。頭頂部をぐしゃっと片手でつかみ、トップの髪を軽く引き出して、頭の形を丸く。
［6］顔まわりに後れ毛を出して完成
後れ毛をサイドの毛束をつまむように抜き出す。顔まわりにも自然なあしらいを加えて、おしゃれ感と小顔効果も。
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後れ毛にニュアンスを仕込む巻き方
［1］髪全体をこてで軽く巻く
髪全体をこてで軽く巻いたら、サイドと襟足の後れ毛を少しとって分けておく。
［2］うしろの髪を三つ編みにしていく
［1］で分けた髪を残し、後ろ髪を三つ編みにしていく。三つ編みにある程度の長さが出てきたら、途中でサイドに持っていくと編みやすい。
［3］トップと三つ編みにこなれ感を
三つ編みを軽くおさえながらトップをつまんで、ボリュームを出し、三つ編み部分も軽くほぐしていく。
［4］後れ毛をコテで巻く
＼完成／
キャップを合わせて、こなれ感のあるスタイルに。
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こての巻き方でこなれ感アップ！ ミディアムヘアのまとめ髪
軽やかなウェッジ・レイヤーを生かす巻き方
［1］顔まわりを巻く
軽やかな動きを出したい顔まわりは、中間から毛先までをこてで内巻きにする。軽く巻いて、数秒クセづける。
［2］サイドからバックにかけてを巻く
サイドからバックにかけてはランダムに巻きに。こてで中間のみ内巻きに挟んでニュアンスを出す。
［3］トップ部分と前髪を巻く
トップ部分と前髪はこてで外巻きに。一気に上に持ち上げ、スーッと毛先へと流し抜くようにして、毛先に動きを。
＼BACK／
＼SIDE／
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タイトなひとつ結びに抜け感をつくる巻き方
［1］前髪とトップの髪を巻く
前髪とトップの髪を後ろ方向に巻く。タイト結びでもベースに巻き髪を仕込んでおくと◎。
［2］毛先だけを内巻きに
サイドの髪は毛先だけを内巻きにして、くるんとカールさせる。
［3］前髪を手ぐしで分ける
前髪を手ぐしで分ける。まとめ髪にするので、分け目は3cmくらいの短さでOK。
［4］マット系ワックスでタイトにまとめる
前髪を耳後ろはワックスでタイトにまとめる。固まらないけどちゃんとまとまるマット系がベター。
［5］細い毛束を出して抜けを
前髪から細い毛束を出す。ほんのひと筋の毛束で、ほんのり抜け感を演出。
＼完成／
丸みを帯びた毛先とのメリハリ感もこなれ見えのポイント
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前髪美人になるこての巻き方も
横顔美人になれる前髪の巻き方
［1］こてで前髪を巻く
太めのこてで前髪を後ろ方向に巻く。根元までしっかりと巻いて。
［2］ワックスをなじませる
マット系ワックスを前髪からトップにかけてなじませる。
［3］根元を立ち上げる
根元からしっかり動かして前髪を立ち上げて、束感をつくる。
［4］センター分けに
手ぐしでざっくりセンター分けにする。
［5］前髪にスプレーをかける
サイドの前髪はつまみながらキープスプレーをかけると自然な感じに。
＼完成／
立体感のある前髪のおかげで横顔も美人印象に。
【ヘアアレンジ】横顔美人になれる簡単ひとつ結び｜ヘア＆メイク林由香里さんがレクチャー
軽やかな流し前髪の巻き方
［1］こてで斜め前髪のニュアンス出す
前髪の毛先から中間にかけてをこてで巻いてニュアンス出し。垂直に巻くのではなく、斜め25°くらいに角度をつけ、数秒ホールドしてスッと流したい方向にアイロンを抜くように。
［2］ワックスで流し前髪をキープ
両手の指先に少量のハードめワックスをとる。トップ部分に軽くもみ込んで立ち上がりをつけたら、前髪を斜めに流しつつ動きをホールド。ワックスはつけすぎると重くなるので注意。
＼完成／
前髪60%ヘアスタイル｜【サイド流し】で女っぽさと清潔感をバランスよく！
流れるようなサイドをつくる前髪の巻き方
［1］前髪の横の毛を巻く
サイドへと自然に流れるように、前髪の横の毛をこてで巻く。直毛の場合、前髪の毛先も軽く内巻きしてニュアンスを出して。
［2］前髪に束感をつくっていく
少量のワックスを指先にとり、前髪をかき上げながら塗布。はらりと落ちてきた前髪を、ところどころ指でならして束に。量、隙間ともにランダムに束感をつくるのがこなれて見せるコツ。
＼完成／
前髪35%ヘアスタイル｜【束感透け前髪】で甘くも意志ある表情に
ゆるやかな流し前髪をつくる巻き方
こてを縦に持ち、髪の中間から軽く半回転させて、すぐに外す。アイロンで髪をとかしながら、外巻きしていくイメージ。ゆるやかに流れるようなシルエットで、フェミニンかつかわいい雰囲気に。
＼完成／
