What’s【ウエッジ・レイヤー】
■ポイント的なレイヤーで、髪に軽やかな動きを!
〝レイヤー〟と聞くと昔のウルフカットなど毛先がスカスカの、ともすると貧相に見えてしまう髪型を思い浮かべがち!? でも実は〝レイヤー〟は、髪にニュアンスを出すのに欠かせない手技。
「ここ数年、長さにかかわらず切りっぱなしの重めヘアが主流でしたが、軽やかな動きを出してイメチェンしたいなら〝ウエッジ・レイヤー〟がおすすめ」と語るのは、ABBEYプロデューサーの小田嶋信人さん。
「ウエッジ・レイヤー」とは昔のレイヤーと違って全体につながるように入れるのではなく、毛先に厚みを残しながらポイント的に入れるレイヤーのこと。そうすることで立体的な動きと軽やかさが出て、こなれた印象に。重くなりがちな冬の着こなしを、バランスよくおしゃれに見せてくれる救世主なんです!
■ウエッジ・レイヤーなら、全身バランスもおしゃれ感もUP!
冬は厚手のニットやコートを着て、ついつい暗い色のコーディネートに陥りがち。重めの冬服に飽きてきた今の時季はヘアに軽さをプラスして、美人な印象も、おしゃれっぽさも一気に引き上げて!
コート¥42,000(ホワイト ザ・スーツカンパニー 新宿店〈ホワイト〉) ニット¥14,800・スカート¥13,800・バッグ¥14,000(グランカスケードインク〈グー コミューン〉) バングル¥2,600・リング¥2,700(ジューシーロック〈JUICY ROCKOriginal〉) 靴¥17,000(ザ・スーツカンパニー 銀座本店〈マリアン〉) タイツ/私物
■巻きが映えるのはもちろん、洗いっぱなしでも髪にニュアンスが出るようになる!
長さは鎖骨にかかるくらい。前髪からつながる顔周りとトップ(後頭部)部分には程よくウエッジ・レイヤーを。毛先に重さはあるのに、軽やかなニュアンスのある髪に。
【HOW TO】ウエッジ・レイヤーを生かす巻き方って?
■1|顔まわりを巻く
軽やかな動きを出し明るく見せたい顔周りは、中間から毛先までをアイロンで内巻きに。巻いて数秒クセづける程度で、軽めに巻いて。
■2|サイドからバックにかけてを巻く
サイドからバックにかけてはランダムに巻いて。毛先まで巻き込まず、中間のみアイロンで内巻きに挟んでニュアンスを出す程度に。
■3|トップ部分と前髪を巻く
トップ部分と前髪は一気に上に持ち上げるようにして、アイロンで外巻きに。スーッと毛先へと流し抜くようにして、毛先に動きを。
■完成!
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Oggi2月号「春前に切るなら『ウエッジ・レイヤー』」より
撮影/中島 洸 メーク/室橋佑紀(ROI)、スタイリスト/角田かおる モデル/香川沙耶(Oggi専属) 構成/門司紀子
再構成/Oggi.jp編集部