トップスやボトムの選びや合わせはばっちり。そして靴もチェンジ。なのにどこかまだモヤッとするこの気持ち…そう、長め丈のスカート合わせを全身で見たときに、髪がバサッとしているのがその理由。
バランスよい、かっこいいお姉さんのスカートスタイルは顔周りをキュッと見せるのがコツ! そこで今回は、スカートの日の「今っぽ小さい頭」のつくり方をご紹介します。
ポニーテールで全体のバランスアップ
トレンドの長めスカートのあか抜け感を後押しする、ポニーテール。でもただ結ぶだけだと、どこか生活感が出てしまって素敵にキマらない…と悩んでいる人も多いはず。大事なのは、キレイすぎない表面の質感と少しの後れ毛。このこなれテクニックを今こそマスターして。
髪をひとつにまとめるだけでフレアスカートの全身バランスがぐっと見違える!
スカート¥49,000(エイトン 青山〈エイトン〉) ブラウス¥21,000(DES PRÉS〈DES PRÉS〉) バッグ¥22,000(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム〈フォックスレーンコレクティブ〉) 靴¥9,800(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店〈ル タロン グリーズ〉) イヤリング¥8,000(ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店〈マージョリー・ベア〉) バングル¥5,000(アビステ) リング¥24,000(アガット) キャミソール/スタイリスト私物
▲ポニーテールは高すぎず、低すぎず。ミドル位置くらいが大人にはちょうどいい。
▲手ぐしで仕上げた質感と顔周りの後れ毛がおしゃれな抜け感の秘訣。
こなれポニーテールはこう作る! 6STEPで完成♡
仕上がりの完成度を高めるなら、仕込みに1と2のプロセスもプラスして♪
1.巻く
ヘアアイロンでランダムに表面を巻いてクセづけしておくだけで、こなれ感がアップ。
2.ほぐす
空気を含ませながらざっくりとほぐして。
3.全体にスタイリング剤をなじませる
POINT:まとめたときに程よい質感のベースをつくっておくのが肝心
髪の根元側3cmを避け、前髪以外の全体にスタイリング剤をなじませます。たとえ仕込みの巻きをしなくとも、このひと手間でほんのりクセづけされて、扱いやすく。
使ったスタイリング剤はコレ!
泡で出てくるタイプ。固めず、サラッとした髪をしんなりと手ぐしでまとめやすくする役割が。花王 リーゼ まとめ髪フォーム 200ml ¥760(編集部調べ)
4.耳上の位置で手ぐしでまとめる
POINT:キレイに結びすぎないことが抜け感を出すコツ!
耳のトップくらいの高さを目安にゴムでひとつにまとめます。このときブラシを使うと、髪表面がつるんとしてラフなニュアンスが出せなくなるので手ぐしが◎。
5.トップに自然なボリュームを出す
POINT:横から見たときのシルエットを美しく!
頭頂部をぐしゃっと片手でつかみ、トップの髪を軽く引き出して、頭の形を丸く。表面に少しルーズな動きを出して、かっちりしすぎないくずしを加えるのも狙い。
6.顔周りに少し後れ毛を出す
POINT:後れ毛に宿るのは、おしゃれ感と小顔効果!
出しすぎに注意しながら、サイドの毛束をつまむように抜き出し、顔周りにも自然なあしらいを。この簡単6ステップで、計算ずくのこなれポニーテールが完成。
Oggi7月号「スカートの日の正解! 今っぽ小さい頭はこうつくる」より
撮影/須藤敬一(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/中山友恵(Three PEACE) スタイリスト/渡辺智佳 モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/安井千恵
再構成/Oggi.jp編集部