お互いを高められる、気持ち良いポイントってどこ?
みなさん、こんにちは。萬天堂というお店に所属しております、性感セラピストの右京と申します。
前回、私のお仕事上の経験でわかったことや気づいたことをもとに、パートナーとのラブライフを今よりも素敵になるかもしれない、魔法の言葉をお伝えしました。第2回目は「性感帯」についてのお話です。
前回記事▶︎「さっきのほうが好き…♡」彼氏とのアッチの相性がさらに高まる魔法の言葉
「性感帯」とはそもそも何?
「性感帯」とはまずなんなのか。みなさんもある程度はご存知かと思いますが、簡単に説明させてください。
性感帯とは、そこに何かしらの刺激を与えることで、性的な快感を生み出すパーツを指します。胸やくちびる、耳などが有名ですよね。しかし、それだけではありません。私が仕事上、多くの女性と関わるうちにわかったことがあります。それは女性の体は「全身性感帯になりうる」ということ。
具体的には頭のてっぺんから足のつま先まで全てです。髪の毛だって時として性感帯なんですよ。そして、1ヶ所ではなく、さまざまな性感帯を刺激することで性的に興奮がさらに高まり、決まり切った快感ではなく、より多角的で強弱のある快楽の波を作り出すことができるのです。
意外な場所にも性感帯はある
女性によってそれぞれ性感帯のポイントや開発具合は大きく異なります。これはわかっておいてほしいのですが、男性経験を数多く重ねているから性感帯が開発されている、という単純な図式ではありません。
男性経験がほとんどなくても、全身性感帯のような女性も案外多いのですよ。また先ほど頭のてっぺんから足のつま先まで全て性感帯になりうる、というお話をしました。具体的にはどんなパーツがあるのか、意外な性感帯を3つ紹介します。
◆1:くるぶし
骨が出っ張った箇所は、性感帯になりやすいパーツです。ご自分でもくるぶしの骨が出ている部分をやさしく丸く撫でるようにすると、「あれ? なんか気持ちいいかも」と気づくことができるはず。
◆2:おでこ
これはある程度、信頼関係のできたパートナーにしてもらうことで、気持ちいいと感じることができるパーツです。おでこを指の腹のいちばん柔らかなところで「ポンポン」と叩くように刺激をされることで、脳がとろけるような感覚を味わうことができます。
◆3:ひざのお皿周辺
このパーツはおすすめの性感帯です。意外と思うかもしれませんが、かなり多くの女性がこのパーツに快感を覚えるんです。私の経験上、女性のひざのお皿を指先でゆっくりソフトに回すように触れ、またそれを徐々に内側にずらしていくと気持ちよさが広がっていくのを感じる… と多くの女性が証言。最初はくすぐったいところから始まりますが、何度か刺激し続けるうちに、わりと早い段階で気持ち良さに気づかれる方が多いですよ。
性感帯を開発するにはどうすれば?
どの性感帯に関しても、最初から気持ちよくなるパーツは、実はあまりありません。繰り返し触れられ続けることで徐々に感じ始め、いつしかいつでも感じることのできるパーツへと変化します。
とにかくコツは、「とにかく優しく根気よく触れ続けられること」。いわゆるフェザータッチと呼ばれるくすぐったいと、気持ちいいの中間ぐらいのセンシティブな刺激を与えられ続けることが大事かと思います。
性感帯を見つけるには、パートナーに協力してもらうのがいちばんの近道ですが、いない場合でも自分で見つけることもできます。ご自身の手を全身のさまざまなパーツに、やさしく触れるか触れないかぐらいのフェザータッチで撫でてみてください。そのうちに「ちょっとここはいつもと違うかも」というパーツが見つかってくると思いますよ。
そして性感帯を増やした後、改めてパートナーとラブライフをおこなえば、パートナーからのちょっとした刺激に対し、今まで以上のさらに深い快感を味わうことができるようになるはずです。
ぜひお試しくださいね。次回もちょっとだけ役に立つかもしれないお話をできればと思います。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
性感セラピスト 右京
日本一予約の取りづらいお店として有名な日本最大級の女性専用性感マッサージ店「萬天堂」在籍のトップセラピスト。在籍約1年で500件近くの口コミ数を誇り、また圧倒的なリピート率で人気を博している。