素敵なラブライフを送るための秘密
はじめまして。萬天堂というお店に所属しております、性感セラピストの右京と申します。
まだ一般的になじみのない、この「性感セラピスト」というお仕事。ひと言で説明するのはとても難しいのですが、根底にあるのは「女性の心と体が気持ちよくなるようサポートするお仕事」というイメージでしょうか。
このたびは縁あって、こちらで数回に渡り、記事を書かせていただくことになりました。この仕事をする中で学んできたことや感じたこと、それをお伝えすることで、ひょっとしたらみなさんのラブライフに何か役立つお話があるかもしれない、そんな視点でお付き合いいただけますと幸いです。
要望を伝えることこそ、充実したラブライフへの最初の一歩!
私が今までさまざまな女性とお会いする中で、気づいたことといえば、「一人ひとりこんなにも気持ちいいと思う場所や感度、また好みが違うのだな」ということでした。これは本当に驚くほどの違いがあります。
本来であれば、私たち男性がそんな女性の要望を察したり、汲み取ったりすることで、女性が満足いくよう頑張らねばいけない…。ところなのですが、ごめんなさい。実はこの察するということが本当に難しいんです。
プロであればもちろん察しなければいけない場面もたくさんありますが、それでもやはりとても難しく試行錯誤の毎日です。私たちの仕事においては施術前に必ずカウンセリングの時間があり、そのときにどういう風にされると気持ちいいか、またこういうことはされたくない、というのをいくつか直接お聞きすることができます。
この時間が本当に大事。この時間があることで、何をしてほしくて何をされたくないのか、一度女性から「言語化」してもらうことができます。
それにより私たち男性側のハズレ行動がかなり減り、また手数をかなり増やすことができ、結果的には女性自身の満足度も高まるのではないかと思うのです。
しかし彼氏彼女のような関係性でこのようなカウンセリングをすることは、実際にはほぼ不可能。しかも、突然彼氏から「性感帯アンケート」や「触っちゃNGな箇所」なんかを聞き出されたら普通は引きますよね(笑)。
実は、プライベートな関係性において、現実的には性的な要望やNG事項を伝えられないまま、そのような関係に突入する場合がほとんどなのです。では、いったいパートナーにどう伝えればいいのか、これはよりよいラブライフを送るために乗り越えなければならない壁といえるでしょう。
パートナーに性的な要望を伝えるメソッドとは?
まず前提として聞いて欲しいのは、ほとんどの男性は、女性からの性的な要望を聞きたいと思っているということ。
「いや、俺は女性の要望なんか聞く気がない」、そんな男性がいたとしたらきっぱり捨てるべき。これは断言できます。パートナーを大事にする男性は絶対に相手の性的な要望を知りたいに決まっている、これをまずは信じていただき、次のステップに進むとしましょう。
でも実際には愛するパートナーに性的なダメ出しをしたり、ピンポイントな要望を伝えるのは困難なものだと思っている女性が多いのも事実。「嫌われてしまうかもしれない」「そんなこと言ったら引いてしまうかもしれない」、そんな気遣いをしてしまい、二の足を踏んでしまう女性がほとんどなのではないでしょうか。
そこで提案します。相手を傷つけず、さらには言いやすく伝わりやすい方法を。それはこちらです!
「さっきのほうが好き」
この言葉です。
男性からの愛撫に対し、「うーん、なんかちょっと違う」と感じてしまうことは、おそらくあるかと思います。しかし、男性にとって、女性が何も言わずに感じているフリをされると、これでいいのだと問題に気づかない生き物なんです。ごめんなさい。
そんなときは犬のしつけのように「その場」できちんとしつけてくださいね(笑)。でも「それはダメ!」とは言えないですよね。あまりにもはっきり言われると傷ついてしまう男性もいますし、また女性自身も言い難いに決まっています。
そこで先ほどご紹介した魔法の言葉。
「さっきのほうが好き」
これを言われればよほど鈍感な男でない限り、「ああ、今のこのやり方はいまいちなんだな」と気づかせてもらえるんです。それにより少しずつ好みを伝えることができ、2人の仲もさらに深まっていくと思いますよ。
いかがでしたか? 次回もちょっとした役に立つお話ができればと思っています。よかったら参考にしてみてくださいね。
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性感セラピスト 右京
日本一予約の取りづらいお店として有名な日本最大級の女性専用性感マッサージ店「萬天堂」在籍のトップセラピスト。在籍約1年で500件近くの口コミ数を誇り、また圧倒的なリピート率で人気を博している。