1:ヘルプに入ってもらっていいですか?
「アパレルショップで働く私は、店長と不倫中。しかも私も結婚してるので、W不倫なんです。お互いに気を遣わなくちゃいけないので、仕事にかかわる言葉を使った暗号で連絡を取り合っています。
例えば、店長はシフトの管理をしているので『今週木曜、ヘルプでシフト入れる?』と連絡がくるのですが、この意味は『木曜会えるよ』ということ。
他にも系列店からのヘルプ要請、棚卸しの日程などの連絡で密会する日が決まり、丸一日デートしたり、日帰り旅行に行ったり。本当のヘルプが入っても、店長と会えるなら、万々歳です」(28歳/アパレル販売)
仕事で使う言葉で会うことは、よく聞く話。ショップ店員さんは、こういうやりとりがあるのですね。完璧に思える話でしたが、パートナーに怪しまれて店舗を覗かれたときを想像すると怖いですね。
2:出張の宿をとってください
「営業部の上司(37歳・既婚)と不倫関係にあります。不倫が始まって5年目となると、デートをする日は、阿吽の呼吸のように決まります。私も働く営業部は出張が多く、宿の手配をするのは部下の役目で、これを都合よく使うんです。
そのやり方は、『彼が私に偽出張の宿の手配を依頼すること(=その日がデート)』というもの。相手の奥さんも出張が多いこともわかっているので、携帯を見られても心配なし。待ち合わせは、会社や家の近くで会うことは避け、郊外のファミレスで食事をして、その流れでホテルに行きます。
彼と私が同時に休むと会社で怪しまれるから、長旅は当然できません。会う日は着替えを持ち歩いています」(27歳/製造メーカー営業)
大企業の営業担当になると、全国各地の支店や工場をまわることもしばしば。直接的な「宿」というワードでも、奥さんもこれを見ても疑わないかもしれませんね。
3:縦読み
「社内にいる、システムエンジニアの彼(32歳・既婚)と人目を忍んで密会しています。私は事務で働いているのですが、内勤同士の不倫は何かと不便。社内で怪しく思われないために、会社では一切話をしない、会っても知らないフリが絶対。もちろん奥さんにもバレないようにしています。
彼とのLINEは同じ部署にいるテイで、業務っぽく連絡。会いたい内容を送るときは、基本的に縦読みできる文章を送っています。文章を考えるのはめちゃくちゃ面倒ですが、彼に会うためと我慢しています。」(31歳/貿易会社)
本人たちしかわからない遠回しな表現。その共通の言葉を使うことで、繋がっていると感じるのでしょう。パートナーがいる方、少し意味不明な連絡を取っていたら要注意かも!