「天王山の戦い」という表現、どんな勝負かわかりますか?
ラジオでスポーツ中継を聞いていたら「まさに今日は天王山の戦いですね」というコメントが。これってどんな意味?
【問題】
「天王山の戦い」あなたは、どの意味で使いますか?
1.必ず勝てる
2.勝敗の分かれ目
3.後がない
正解は?
2.が正解!
天王山は標高270メートルの小さな山です。天正10年(1582)、この地で羽柴(豊臣)秀吉が明智光秀を破り、全国制覇への第一歩を踏み出しました。そのことから、重要な選挙や試合を「天王山の戦い」などと表現します。
てんのう‐ざん【天王山】
【一】京都府南部、乙訓郡大山崎町にある小丘。淀川の分岐点にあり、古来水陸交通の要地。天正10年(1582)山崎の戦いで、羽柴秀吉が明智光秀を破った。
【二】《一の故事から》勝敗や運命の重大な分かれ目。〈『大辞泉』より〉
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
ことばの総泉挙/デジタル大辞泉