海外旅行中に経験した病気・ケガの種類は!? 治療費はいくら!?
◆過半数以上が病気・ケガに対する事前準備をいつもしている
まず、「海外旅行に行く時、病気やケガに対する事前準備をするか」を聞いてみると、57.6%が「いつもしている」と回答。
具体的な事前準備では、「使い慣れた薬を持参する」(80.7%)、「保険に入る」(70.7%)、「クレジットカードの付帯保険の内容を確認する」(65.3%)などが挙がりました。一方、「マスク、消毒剤などの感染を予防するものを持参する」(34.9%)、「渡航先の感染症流行情報を確認する」(34.3%)など感染症に関する準備は約3人に1人しか実施していないことが判明。
◆海外旅行中の病気・ケガで最も多いのが「風邪」
次に、「海外旅行中に病気またはケガをしたことはあるか」を質問したところ、35.2%が「ある」回答。
さらに、海外旅行中に病気またはケガをしたことがある人に「現地で経験した病気・ケガ」を尋ねると、第1位「風邪」(44.0%)、第2位「食中毒」(26.2%)、第3位「切り傷による出血」(16.8%)となりました。また、少数ではありますが、「感染症」(3.8%)や「寄生虫」(0.5%)にかかった人もいるため、旅行の前に感染症や寄生虫に関する情報を調べる必要があるようです。
◆現地で治療を受けた人の治療費最高額は500万円
現地で治療を受けた人の治療費は、どれくらいかかったのでしょうか?
調査結果では、「1万円未満」(50.9%)が過半数を占め、「1万円以上10万円未満」(31.6%)と合わせると8割以上が「10万円未満」という結果になりました。その一方、2割弱の人が「10万円以上」の治療費を払っているということに。
現地で治療した人の経験談を伺うと、500万円の治療費がかかった人も。
【現地で治療した人の経験談】
・「泥棒に持病の薬が入っている荷物をとられ、パニックになり入院した」(治療費:130万円)
・「右目の頭蓋骨の骨折で、イタリアのミラノの病院で手術、入院した。帰りは、アイスランドの火山の噴火でヨーロッパの空港が閉鎖になり、ローマ発の救援機で帰国」(治療費:500万円)
・「悪路で転倒し現地の病院で手術とリハビリ。持病があり日本の医師に相談した結果、渡航の許可を得られたので行ったが、帰国後に急変し、手術をした」(治療費:300万円)
海外旅行に行く時は、万が一に備え、病気やケガに対する事前準備をしておくことが大切! それをすることで、安心して楽しめるはず♡
【調査概要】
調査主体:株式会社エアトリ
調査対象:20~70代の男女1,135人
調査期間:2019年7月18日~7月21日
調査方法:インターネット調査
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