「藤原定家」と書かれていたら、どう読むのが正解?
平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍し、百人一首の選者としても有名な歌人「藤原定家」。学生時代に習ったような記憶はあるけれど、さだいえ? ていか? どちらで読むのが正しいか曖昧になっている人も多いはず。
さて、あなたはどちらで読んでいますか?
【問題】
「藤原定家」の定家… あなたは、どちらで読みますか?
1.ていか
2.さだいえ
正解は?
どちらで読んでもよい
中世歌学では、歌人の名前を音読みにすることが多いため『大辞泉』では、「ふじわらのていか」を見出しとしていますが、ていか・さだいえ、どちらで読んでも正解です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では69%が「ふじわらのていか」を選択していました(2019年7月29日現在)。
藤原定家は鎌倉時代の歌人。歌の道に数々の業績を残した人物で、カルタの「小倉百人一首」を選んだのも定家といわれています。中世歌学では、歌人の名前を音読みにすることが多いため、『大辞泉』では、「ふじわらのていか」を見出しとしています。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
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ことばの総泉挙/デジタル大辞泉