こんにちは、Oggi.jp’sの堂免麻未です。妊娠8ヶ月となり、妊婦生活もついに後期に突入しました。まだまだ何が起こるか分かりませんが、働く女性の妊娠のリアルをお伝えしたいと思います。
20代のうちに産みたい! が叶った。
2018年12月に入籍と結婚式を済ませた私。子供は早いうちに欲しいと結婚前から主人には話をしていて、主人の理解もありました。あわよくば20代のうちに産みたい! そう願っていた今年の2月、妊娠が判明したのです。予定日は10月。私は11月生まれなので、ギリギリ29歳での出産予定となり、ひとまず希望が叶いました。
◆私には婦人科系の持病がある
妊娠の話の前に、私の持病について。
実は、子宮内膜症なんです。内膜症の中でも「チョコレート嚢胞(のうほう)」というもの。月経のたびに卵巣内に古い血液が溜まり、卵巣が腫れる病気です。私は左卵巣に嚢胞があり、これは不妊の原因にもなると医師から告げられていました。
進行を抑えるためには月経(排卵)を止める薬を飲まなければならず、妊娠を望むならこの薬は使えません。
妊娠したいから薬は飲めませんが、月経が来るたびに症状は悪化するため、はやめに妊娠した方が良いと医師から言われていたことも、早く子供が欲しい理由のひとつでした。
幸い、投薬を中止して2ヶ月で妊娠に至ったわけですが、中には嚢胞の摘出手術を受け、不妊治療をすることになるケースも珍しく無いよう。ですので私の体験談はあくまでも一例として見て頂けると嬉しいです。
◆妊娠5週目(初診)
初診は生理が10日ほど遅れた頃。妊娠5週の時でした。初期症状は生理前とほぼ変わらず、生理前より少し胸の張りが強いかな? 程度でした。病院でのエコーで胎嚢という赤ちゃんを包む部屋が確認でき、「妊娠です、おめでとうございます」と先生からお言葉をいただきました。この時はまだ心拍も確認できず、つわりの症状も無し。何不自由なく仕事もできていました。今思い返せば、激甘党の私がやたらとしょっぱいものばかり欲してました。
◆妊娠6週目
心拍の確認ができひと安心。このころから、寝起きに胃のムカムカを感じるように。立ちっぱなしだと貧血っぽくなり、ご飯を作るのもしんどくなってきました。
◆妊娠7週目
つわりの症状が酷くなり始め、電車通勤が辛くなって…。昼休みは会社の応接間で横になりダウン。食事もヨーグルトや炭酸ジュースしか受け付けなくなりました。
◆妊娠8週目
つわりがさらに悪化。通勤電車内で嘔吐も。エチケット袋を片手に、オエオエ言いながらの通勤は、想像以上につらかった。通勤電車はもちろん満員。この頃には医師の指導で時短勤務を始めていたのでラッシュは避けられましたが、それでも座ることはできず、しゃがみこんで吐く毎日。
望んだ妊娠のはずなのに、働く女性にとってつわりがこんなに辛いなんて…と、自分の考えの甘さに嫌気がさしたのを覚えています。毎日、「来週には少し良くなっているかも!」と淡い希望を抱いて仕事をしていましたが、まさかこれがあと1ヶ月以上続くなんて、当時は想像もしていませんでした…。
望んでいた妊娠でしたが、あまりにもハードモードなスタートに心も体もズタボロに。つわりが無い人もいるのに、なんで私はこんなに茨の道なの! と何度も涙を流しました。でも不思議なことに、母体がズタボロでも赤ちゃんはスクスクと成長していくのです。妊娠9週以降、更につわりが悪化するのですが、どう乗り越えたか、それは次回お届けします。
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Oggi.jp's 堂免麻未
2014年に上京し、日々営業に励む29歳。2018年3月より、Oggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。コスメ収集やメイクの研究がいちばんの癒し。妊娠を機に、働く妊婦に役立つアイテムも調査中。Instagramアカウントはこちら:@a.domen119