Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

facebook twitter instagram line search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ビューティ
  3. feature(beauty)
  4. ビューティニュース
  5. 【キシリトール】驚きの効果とは!? 爽快感だけじゃなく…<アラサー女性歯科医師コラム>

BEAUTY

2019.07.25

【キシリトール】驚きの効果とは!? 爽快感だけじゃなく…<アラサー女性歯科医師コラム>

Oggi.jp’sであり現役の歯科医である野尻真里が「キシリトール」の驚きの効果をお届け! 口内をスッキリさせるだけじゃないんです!

Oggi.jp's 野尻真里

必ず買いに行きたくなる! キシリトール驚きの効果!

健口を守るキシリトールの凄い効果を知ってますか? キシリトールって口の中をスッキリさせるだけのものだと思っていませんか?

予防歯科をメインとして働いている歯科医の私が、ぜひみなさんに知ってほしい意外と知られていないキシリトールの効果をお届けしたいと思います!

キシリトールは、噛むだけで虫歯になりにくくなる!

通常、物を食べると、歯に付着しているプラーク(細菌の塊)中に住んでいるミュータンス菌が糖を栄養にし、代わりに酸を出します。その酸が、歯を溶かし虫歯になります。

ミュータンスくん

キシリトールはミュータンスくんに、糖のフリをして取り込まれていきます。

ミュータンスくん

しかしキシリトールのすごい所は、酸を作らせることなく、ただただミュータンスくんを働かせてエネルギーを消費します。ミュータンスくんは疲れてしまい糖を取り込む元気がなくなってしまいます。

もし、キシリトールより先に糖が取り込まれていても、糖を食べて酸を出すミュータンスくんの邪魔もしてくれます。つまり、キシリトールは虫歯の原因をストップしてくれるんです。だからといって、全部のミュータンスくんがキシリトールに振り回されるわけではありません! それが次のお話です。

キシリトールを続けることで虫歯が出来にくい体質に変わる!

人の口の中のミュータンスくんの9割は、キシリトールくんの妨害に負けてしまいます。しかし、1割は変わり者のミュータンスくんでキシリトールの妨害をスルーしてしまうんです。でもこの変わり者ミュータンスくんには3つの特徴があります。

変わり者ミュータンスくんの特徴3

1:酸をあまり出さないので、歯を溶かす心配も少ない。

2:ミュータンスくんのお家のプラーク(細菌の塊)はネバネバしていて、排水溝のぬめりと同じイメージでお掃除(歯の場合は歯磨き)すれば取れるには取れるんです。しかし変わり者ミュータンスくんは、そのネバネバが少なくプラークもなかなか作らない

3:1つ目と2つ目の特徴を踏まえて、虫歯を作りにくく、歯磨きで落としやすいという特徴を持っているんです。

なので、普通のミュータンスくんより、変わり者のミュータンスくんが口内にいる方が虫歯になりにくいという訳です。キシリトールを続けていると、普通:変わり者=9:1だった割合が、どんどん普通のミュータンスが負けていきこの比率が逆転してくるのです!

白い歯
(c)Shutterstock.com

じゃあどのくらい続けたら効果が出てくるのかと言うと、1年間で200日程度のキシリトールで虫歯は抑制できます。まずは1日3回3ヶ月続けてみて下さい。酸で溶けて柔らかくなった歯をまた固めてくれる効果も期待できます!

これは決して虫歯を治してくれるわけではなく、酸によって溶けかかった歯を、プラーク(細菌の塊)中のカルシウムレベルを上げて複合体を作って歯に入り石灰化するというもの。簡単に言うと、キシリトールは溶けた歯を固めるためにプラークの性質まで変え、それを利用して歯を固めてくれるのです!

さらに、予防歯科の先進国フィンランドでは、中耳炎の発症もキシリトールで40%抑制できたことから中耳炎予防のためにも用いられているのだとか。またフィンランドのWHOの研究ではキシリトールで虫歯の発生が85%抑制できたという結果も出てるんです!

食後のキシリトールはスッキリするし皆さんも始めてみてはいかがですか? 今日からキシリトール習慣で健口美人になりましょ♪

TOP画像/(c)Shutterstock.com

イラスト/野尻真里

Oggi.jp's 野尻真里

日本審美歯科学会所属の歯科医師。朝日大学を現役卒業後「うずら歯科」に勤務。写真集『美人女医図鑑』を発売中。華道脇教授の資格を持つなど充実した趣味と、美容やファッションにもこだわっているインスタグラム@nojirimari も要チェック!


Today’s Access Ranking

ランキング

2019.08.21

編集部のおすすめ Recommended

Oggi9月号のP.181に掲載しておりますポメラートのリング名は、正しくは「NUDO」です。お詫びして訂正いたします。

Feature