「透け感」や「光と影のゆらめき」が加わると、いつもの食卓がぐっとこなれてみえます。「klala」店主・滝沢 緑さんにオススメの「ガラスの器」を教えてもらいました。
セレクトショップオーナーが愛する【ガラスの器】と楽しみ方♪
教えてもらったのは…「klala」店主・滝沢 緑さん
「ミナ ペルホネン」勤務などを経て、東京・三軒茶屋に「klala」をオープン。地域密着型マルシェ「サンデーマーケット」を共同主催。
www.klala.net
1:光とともに変化するニュアンスカラーをチョイス
こんな部屋に住みたい、と思う心地よさとセンスのいいモノにあふれた東京・世田谷のセレクトショップ「klala」店主の滝沢緑さんが、8年程愛用しているのは、人気ガラス作家・辻野剛さんが手がける「フレスコ」のkasumiシリーズ。イエローブラウンの大きめのボウルにはグリーンサラダ、グレーのプレートには蒸し鶏やいちご、大好きな「うづらや」の焼き菓子を盛ったりと、日々活躍中。
「すごくきれいなんです。手仕事らしく、同じアイテムでも色の出方に個体差があり、いろんな色が混ざり合って風景みたいな表情があって。ガラスなのに冷たすぎない感じも気に入っています」
「フレスコ」のkasumiシリーズのプレートとボウルは各5色。まさに霞のようなニュアンスカラーとゆらぎのある輪郭で、数か月待ちになる程人気。「klala」でも不定期入荷中。
2:安定感と小粋さがお気に入りのグラス
▲右から、「ザ・コンランショップ」と「デュラレックス」のコラボグラス、「ユミコ イイホシ ポーセリン」のワイングラス、「ピーター・アイビー」の片口
1のアイテムのようによく使っているのが「ユミコ イイホシ ポーセリン」のステム(脚)の短いワイングラス。ジュースや水、ヨーグルトを入れたりと、使い勝手がいいそう。
「脚が低いので安定感があるし、普段の生活でカジュアルに使っています。ガラスは、1年中使えるアイテム。割れないように、少し気をつけて使っていると、自分の所作もきれいに見えそうな気がします」
3:夫婦ふたり分ずつを「見せて」収納
キッチンの壁面には「ツェツェ アソシエ」のステンレスのキッチンラック。ここに白いプレートとグラス類を収納。
「形のユニークなグラスを飾って、楽しんだりもしています」
Oggi6月号「『ガラスの器』でおうちごはんも夏支度」
撮影/土田有里子 構成/松田亜子
再構成/Oggi.jp編集部