【目次】
・3月下旬の東京はけっこう寒い?
・春の冷え防止におすすめのアウター
・最後に
3月下旬の東京はけっこう寒い?
3月下旬は、東京では桜の開花が始まったというニュースを聞き始める頃。2021年の平均気温は、最高気温が21度、最低気温が12度で、日中の日差しはかなり暑く感じるほどですが、寒の戻りでグッと気温が下がる日も。今回はおしゃれも寒さ対策も兼ね備えたコーディネートを紹介します。
〈POINT〉
・気温21度のときは薄くて軽いアウターを
・気温12度のときは足元の防寒対策も忘れずに
・寒の戻りには冬コートにきれい色をプラス
春の冷え防止におすすめのアウター
仕事はもちろん、デートの日も、3月下旬のまだ肌寒い早春の時季は、デイリーに着られる薄くて軽いアウターが必須。ここでは、差し色や抜け感を出して、さりげなく防寒対策をしつつ春らしい着こなしをつくるテクニックを紹介します。
◆ブルゾン
【1】ベージュのブルゾン×ベージュニット×白パンツ
ベージュ~白のまろやか配色コーデは、アウターをスポーティなブルゾンに変えて今どきの表情に。靴下と靴の色をブラウン×カーキのアースカラー同士でなじませれば、肌見せをせずとも軽やか。
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【2】黒のブルゾン×Tシャツ×プリーツスカート
きれいめプリーツスカートは、白Tシャツ×黒ブルゾンで大人のカジュアルコーデに。モノトーンコーデもナチュラルなライトグレーでつないでヘルシー見せを意識。
【3】カーキブルゾン×グレーパーカー×イエロープリーツスカート
カジュアルなカーキブルゾンを存分に楽しむなら、きれい色と合わせて春らしいアスレジャースタイルに。コンサバなイメージのプリーツスカートも、ぱきっとしたシトラスイエローならモダンな雰囲気に。
◆スポーティーアウター
【1】白のスポーティアウター×黒ブラウス×ミントタイトスカート
この春は、細身のロングタイトとの定番合わせだったテーラードジャケットをお休みして、ショート丈のスポーティアウターにチェンジ。白×ミントカラーの女っぷりのいい配色で着こなしもきれいめにまとまる。
【2】黒のスポーティアウター×オレンジのフレアスカート×スニーカー
ボリューム感のあるシルエット同士は、黒アウターのジッパーを全閉めしてすっきりと。あえてインナーを見せない作戦で、メリハリを整えて。
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【3】黒のスポーティアウター×ベージュのワンピース×ブラウンローファー
ラフなニュアンスのカットソーワンピ。ゆるっとしたコーデにキレのある黒アウターを羽織れば、ピリッとモードに引き締まる。
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◆トレンチコート
【1】ベージュトレンチコート×白ブラウス×白イージーパンツ
ちょっと近所へお買い物のときに便利なカジュアルスタイルも、白コーデならきちんと感をキープ。リラクシーなゆるシルエットはトレンチをはおって、一気にトラッドな雰囲気に。
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【2】ベージュトレンチコート×赤ボーダートップス×クロップドデニム
ボーダーやデニムにトレンチコートを合わせたフレンチシックなコーデは、ストール風に肩掛けしたニットで奥行きをプラス。ミニマルなブラウンローファーがすっきり見えるよう、デニムはクロップド丈を選んで。
【3】グレーのトレンチコート×黒スポーティアウター×グレーパンツ
春と思えない冷え込みには、アウターの重ね着で乗り切って。トレンチの中に旬のスポーティアウターを着るとスウェット風なシルエットにまとまるので、軽やかな印象もキープできる。
◆キルティングコート
【1】ネイビーのキルティングコート×ネイビーニット×ネイビーパンツ
重たくなりがちなネイビーのワントーンは、テイストの異なる素材をミックスさせて奥行きを。春は遊び心のあるカラフルなバッグを合わせれば、ダークトーンの装いがパッと明るく。
【2】カーキのキルティングコート×黒ニット×フレアデニム
負の定番ニット×デニムは、スポーティすぎずに着られるキルティングコートで新鮮に。首元のレースやポインテッドトウ、フレアな裾など、ひとさじの甘さやエレガンスを散りばめるのが今どき。
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【3】黒のキルティングコート×黒ニット×黒パンツ
ニットとスウェードパンツのやわらかな組み合わせが◎! キツく見えすぎないキルティングアウターでキレを加えて。模様の後押しもあり、黒の着こなしが一気に冴える。仕上げにあえてのかごバッグで抜け感をだすのがポイント!
冬の新顔アウターなら断然キルティング! メリハリUPな着こなしが叶う♡
◆チェスターコート
【1】黒チェスターコート×ブルーニット×黒パンツ
春まで着られるリバーコートは、きれい色ニットで鮮度アップ。さらに清涼感のある白のバッグで抜け感をつくれば、重たく見えがちな黒コートも軽やか。足元のパイソン柄でモードに導いて。
【2】ブラウンのチェスターコート×黒ニット×黒パンツ
エコレザーのタフな存在感を出す黒パンツと、ベージュブラウンの女らしいチェスターコートは、白のスニーカー合わせでデイリーに着地。
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【3】ニュアンスカーキのチェスターコート×ブラウンスカート×ネイビーのハイテクスニーカー
ブラウンのトーンが絶妙なスニーカーは。トレンドの茶系ボトムスと合わせやすく、軽快なアクセントを加えてくれて◎。ニュアンス配色を成功に導くコーデ。
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【4】白のチェスターコート×黒ニット×きれいめパンツ
タートルネックニットの下に白をレイヤード。抜けテクも忘れない、ハンサムなパンツスタイル。くすみホワイトのコートなら、黒とグレーのさりげないグラデーションにもよくなじむ。
◆ロングジャケット
【1】ベージュのロングジャケット×タンクトップ×ハイウエストスカート
ロング丈のダブルジャケットに、ハイウエストのラップマキシスカートを合わせた長×長コーデ。リネン混のセットアップが、シルエットでモダンな印象に。
【2】カーキのロングジャケット×黒のニット×オレンジスカート
発色のいいオレンジスカートを、女っぽくドラマティックに着こなして。着丈が長めのジャケットは軽いコート感覚ではおると好バランス。
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【3】ベージュテーラードジャケット×ネイビーのドット柄ワンピース
ネイビーのフレンチドット柄ワンピースが甘い分、テーラードジャケットとパンプスできりっと仕上げるのが大人コーデの必須ポイント。パリジェンヌっぽい小粋な印象に。
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◆マウンテンパーカー
【1】マウンテンパーカー×ニットワンピース
最愛アイテムのニットワンピを、オーバーサイズアウターで着こなす辛口コーデ。マウンテンパーカーならスポーティな抜け感が叶います。
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【2】パープルマウンテンパーカー×花柄グリーンフレアスカート
近所へのお出かけのときは、鮮やかなパープルマウンテンパーカーでリラックススタイルを実現させて。ボトムスに花柄フレアスカートを投入して、上品な印象に導けば手抜きには見えません♪
【3】黒のマウンテンパーカー×白のプリーツスカート
防寒対策で頼りになるマウンテンパーカーは、揺れ感のあるプリーツスカートと合わせれば女らしく華やぐ。モノトーンで仕上げて、オフィスでも浮かない上品スタイルに。
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◆ざっくりニット
【1】ベージュのざっくりニット×黒ドットブラウス×黒スキニーデニム
肉厚なグレーのニットカーディガンを主軸に、ドットブラウス×スキニーデニム、黒のニーハイでつなげてスリムさを強調したコーデに。ハットなど旬の黒小物を取り入れて、おしゃれ感で差をつけて。
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【2】ミントグリーンのざっくり編みニットカーディガン×デニムパンツ
切りっぱなしの黒デニムだけだとクールな装いになりがちだけど、丁寧に編まれた表情豊かなカーディガンをはおれば、自然な温かみが生まれ優しい仕上がりに。全体がマットにならないよう、レザー小物の光沢を取り入れるこなれ感が◎
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【3】白のざっくりニット×ニュアンスカラーのコンビネゾンスーツ
コンビネゾンスーツは、媚びないニュアンスカラーを選んで「かっこいい」淡色コーデに。サンドベージュのざっくりニットを合わせて、ムードづくりにひと役。
◆大判ストール
【1】グレーのリラックスニットワンピ×ベージュ大判ストール
ざっくり背中が開いたデザインは、シンプルなのに地味にならずお出かけ着としてもぴったり! ざっくり巻いたストールのやわらかさとのコントラストも、冬ならではのチャーミングな着こなしのひとつ。
【2】ミントグリーンの大判×ベージュのブルゾン×ブラウンパンツ
とびきり良質のモンゴル産カシミアを贅沢に使用したストールは、この先何年も長く使える、価値ある一本。落ち着いた服装に、爽やかな春らしい色合いを添えて。
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【3】イエローの大判ストール×ベージュニット×白パンツ
きれい色のカシミアストールをサラっとまとったゆるカジュアルは、白パンツで上品に引き締めて。おうちコーデのようなリラクシーな装いは、存在感のあるレザーアイテムでハンサム感をプラス。
最後に
今回は、3月下旬に活躍する薄軽アウターを中心に、春の服装を紹介しました。スポーティアウターは合わせるのが難しそう、トレンチコートだと通勤コーデ感が堅苦しい… という人は、この春は“ゆるさのあるシルエット”を意識してみて。イン&アウトでメリハリをつけると、今っぽいきちんと見えががつくれますよ。ワントーンコーデのときは、差し色小物やきれい色をあわせると効果的です。