この結婚氷河期に結婚できる人、できない人
「結婚したい。でもなかなかできない…」という女性は多いはず。もちろん世の中てきに結婚に対しての捉え方が変わってきて、あえて一生独身でいる人の割合が少なからず増えてきているのも事実ですが…。
そんな結婚氷河期でも結婚できる人、できない人がいます。私のところにくる、なかなか結婚できない相談者の共通点についてお話します。
■自分の理想と需要がマッチしてない!
まず「出会い」で一番つまずきやすいのがこのパターン! 自分の理想と自身の市場価値にズレがあるということです。結婚相手に求める条件や理想のタイプはしっかりあるものの、それをクリアする人たちが求める条件に自分がマッチしていない。簡単に言うと自己分析が十分ではないのです。
もちろん一生を共にする結婚相手を選ぶにあたって、年収や職業、性格、価値観、見た目の理想は誰にでもあるはず。ただ男性側にも同じように理想の条件があるのです。そこがマッチしていないと、そもそも恋愛に発展しにくいものです。例えばこんな相談者がいました。外見は綺麗ですごく落ち着いた印象で、性格も温厚で家庭的。誰が見ても良い妻、母親になるだろうという女性。しかし彼女は、外見が派手で仕事にも女性にもガツガツしたチャラついた男性を好むため、男性側の理想に合わずうまくいかないのです。
このように需要と供給がマッチしていない場合、自分の理想を変えるか、相手の理想に合うよう自分自身を根本的に変えないと、なかなか成就しません。
■出会いの場には参加するものの、チャンスを有効活用できていない!
次に陥りがちなのがコレ! 合コンや婚活パーティ、マッチングアプリに結婚相談所。しっかり出会いの場には顔出しているのになかなかうまくいかないというパターン。
そんな女性に共通するのが、失敗を活かせていないということです。タイプの男性と出会ってもそこからイマイチ交際に発展しなかったり、進展があってもすぐダメになってしまう。そんなうまくいかなかった失敗サンプルをしっかり分析して次に活かすことが大切なのです。
過去問をたくさん解いて傾向を学んでいく受験同様、自分の好きになる相手のタイプを理解してどこでうまくいかなかったのか、相手は何を求めていたのかをしっかり考え克服していくのです。
■焦りすぎて相手の温度感を読み誤る!
上段をクリアしてやっと交際に持ちこめても、そこでやりがちなのがコレ! 周りが結婚、出産ラッシュに突入する、特にアラサー世代の女性にありがちなパターンです。
「結婚」を意識しすぎて相手の気持ちや温度感を考えるよりも先に、結婚願望の有無を聞いたり両親を紹介したがったりしてしまうのです。タイミングがズレるだけで一気に重く感じてしまったり熱が冷めてしまうものです。
男性も好きだからこそ交際に踏み切っている訳だし、その気持ちを大切に育てていきたいと思っているはずなので、しっかり相手の気持ちや小さな合図を見逃さないように進めていくことが重要です。
結婚とは相手あってのことなので自分本位になりすぎず、「結婚」は人生の一つの選択肢にすぎないのであまり意識しすぎず気張らず人間関係を楽しく構築していくことが一番の鍵かもしれません。
Asami
本場ニューヨークで数多くの恋愛コラムを執筆。国境を越えた自身の数多くの恋愛経験から、恋愛アドバイザーとしても、これまで数百人の恋愛をサポートしてきた実績を持つ。