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LIFESTYLE

2019.05.30

サウナ御朱印帳って? 日本と違いも!? フィンランド驚きのサウナ事情あれこれ

サウナ御朱印帳も登場したフィンランドのサウナ事情。サウナは現地の人たちにとっては、なくてはならないもの。北欧好きライターAyakoが紹介します。

ライター Ayako

サウナにも御朱印帳!? 本場フィンランドでサウナ体験はいかが?

突然ですが、みなさんはサウナは好きですか? ここ最近、じわじわとサウナブームがやってきて、以前はおじさんのものという印象だったサウナのイメージが変わってきているんです。それにともなって、サウナ愛好者が“サウナー”と名乗る女子も増えてきました。

さて、ここで問題。「サウナ」って何語でしょうか? 当たり前に使っている固有名詞で、楽しくサウナを体験できれば、そんなことはどうでもいいのですが、話が進まなくなってしまうので、正解を。「サウナ」はフィンランド語で、世界で最も使われているフィンランド語です。

人口540万人なのにサウナが200~300万あるサウナ大国フィンランド

サウナ
(c)sauna photo Visit Finland

▲フィンランドでは子どももサウナに入るのが普通。

ここで少しだけフィンランドのサウナ事情を探ってみましょう。フィンランドは日本と同じぐらいの国土面積を持っていますが、人口は約550万人。それに対してサウナの数は200~300万あるといわれています。単位を間違えているわけではありません。

つまり、フィンランド国民全員が一斉に入ろうと思えば余裕で可能な数のサウナが存在しているのです。フィンランド人にとって、サウナはなくてはならないもの。昔はお湯が使えて清潔な場所ということで、サウナ内でお産が行われたそうです。なので、自宅にサウナがあるのは珍しくなく、集合住宅では建物に共有のサウナがあることも。

フィンランドのサウナの一番の特徴は「ロウリュ」

フィンランドのサウナ
(c)Harri Tarvainen for Visit Finland

▲「ロウリュ」を楽しみながらのんびり過ごす、心地いい空間。

フィンランドのサウナは、70~80度ぐらい。中にはサウナストーンがあり、その横には水とひしゃくが置かれています。熱くなったサウナストーンに水をかけて蒸気を上げることを「ロウリュ」といい、蒸気によって体感温度を上げることで発汗を促します。

水は誰でも好きなタイミングでかけてOK。日本だと水がかけられない設備の所がほとんど。最近は“ロウリュ”のサービスを行っている施設もありますが、上がった蒸気をタオルや大きな団扇で仰いでくれることを“ロウリュ”と呼んでいることが多く、本場のそれとは別ものですね。

フィンランドの「サマーコテージ」はサウナありき?!

サマーコテージ
(c)Keijo Penttinen for Visit Finland

▲フィンランドのサマーコテージには必ずサウナがあるそう。

サマーコテージといわれる、夏の間に過ごす“別荘”にも必ずサウナがついていますが、サマーコテージを建てる時に、最初に作るのがサウナという話もあるほど、フィンランド人にサウナは欠かせないもの。

ちなみに、別荘なんていうと、お金持ちの特権ように感じてしまいますが、フィンランドではお金持ちでもそうでなくても、サマーコテージを所有するのが一般的。家族や親戚と一緒に使ったり、数人でシェアするタイプもあるそう。サマーコテージは湖の近くにあることが多く、サウナの後は湖に入ることが多いようです。“森と湖の国”といわれるだけあって、湖が身近にあるからこそですね。

本場のサウナを楽しく行脚したくなるかわいい御朱印帳

サウナ御朱印帳 テキスタイルブランド「カウニステ」

フィンランドのテキスタイルブランド「カウニステ」のデザインがかわいい。

サウナ御朱印帳

▲フィンランド国内で選ばれたサウナでは専用のスタンプか、ない場合はサインをしてくれるそう。

そんなサウナ大国フィンランド。実は今年、2019年に日本との外交関係樹立100周年を迎えていて、それを記念した「サウナ御朱印帳」なるものが発行されているんです。

フィンランドのテキスタイルブランド「カウニステ」のデザインがかわいい御朱印帳。フィンランド国内で選ばれた100軒のサウナに入ると、1か所につき1個スタンプを押してくれて、5個貯まると証明書を授与、10個貯まるとオリジナルサウナグッズのプレゼントがあります。100軒のサウナについては、こちらから

フィンランドのサウナを体験するツアーも

フィンランド

これまでフィンランドへの旅行は、ムーミンワールド(ムーミンのテーマパーク)や、マリメッコやイッタラでの買い物、歴史的建造物やデザインなどの観光が主流で、ツアーやオプションにもサウナが組み込まれたものはあまりなかったそう。

しかし、今年からはサウナ御朱印帳も誕生し、各旅行会社から本場のサウナ体験ができるツアープランも登場しています。特別なツアーはちょっと…と思う人でも、フィンランドのホテルには大抵サウナがあり、宿泊者は無料か低料金で使うことができるので、気軽にサウナを体験できますよ。

フィンランドの空港、ヴァンター国際空港はヨーロッパ各地へのハブ空港としても便利なので、トランジットの合間にサウナを楽しむのもアリ♡ 本場のサウナ体験に出かけてみてはいかがでしょう?

TOP画像/(C)Julia_Kivelä_for Visit Finland

ライター Ayako

北欧大好きライター。特にフィンランドが好きで、7回のフィンランド旅行を経て、昨年初めて一人旅を敢行し、念願のサウナから湖へのダイブを体験。ほかには、蚤の市などでヴィンテージハントを楽しむ。

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