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2017.08.19

【一番勝率が高いのは知人の紹介】林伸次さんに聞く! アラサー世代に伝えたい婚活の心得

婚活アプリで騙されそうになったり、既婚者と知らずに出会って好きになってしまったり……そんな婚活に失敗したり傷ついたりしているアラサー世代に向け、渋谷のBar Bossaのオーナー、林伸次さんと結婚にまつわるあれこれについてご紹介してまいりました。第6回目は、林さんいわく失敗が一番少ない“知り合いから異性を紹介してもらうこと”についてお伺いしました。その理由とはいかに!?

人柄や相手のスペックを確実に知ることができる、知人の紹介

「前回、趣味サークルの場で出会うのがいいとおすすめしましたが、そういう場では相手に恋人がいないか、はたまた未婚かどうかをすぐに知ることは難しいですよね。それを事前に把握でき、かつ人柄や相手のスペックも確実に知ることができるのが、まわりの知人からの紹介だと思いますそもそも、結婚していない女性がいるということは、それと同数結婚していない男性もいるわけで。結婚の市場に出てきていない男性って、結構いると思うんです。例えば、研究職をお仕事にしていて、その研究に熱中するあまり恋愛に注力を注いで来なかった、という人とか(これまで見聞きしてきた上での話ですが)。すごくいい大学を出ていて、収入も安定していて、浮気もしなさそう、でも恋愛には積極的じゃない、というある種“掘り出し物”的な男性って、合コンや婚活パーティではなかなか出会えないんですよね。でも周囲に、誰か紹介して!と言うとポツポツとそういう人が出てくることがあるんです! もちろん、紹介してもらった知人への配慮ある言動を心がけることは必要ですが、共通の知り合いがいるというだけで安心感に繋がると思います。相手の職業や人柄をわかっていれば、話のきっかけを作ることもできますし、初対面でも盛り上がりやすいのではないでしょうか」

一対一で会うことに抵抗があるなら、団体戦で

「最初から一対一で会うことに抵抗があるなら、自分主催で飲み会を開くのも手です! 友人に声をかけて、その友人にも誰か連れてきてもらって、というような。未婚の友人たちからとても感謝されますし、やりようによってはビジネス化することもできますよ(笑)。そんな団体での出会いの場で、何かしらの収穫を得るために工夫すべきポイントをふたつご紹介します。うちのお店で定期的に開いている“知らない異性10人と出会って話す会”というパーティで実践しているのですが、まず参加者に事前に興味のあることを20個くらい紙にリストアップしてきてもらうんです。出身地とか好きな食べ物とか、自己紹介代わりになるようなキーワードです。それを見せ合うことで、会話のきっかけを作ってもらい、距離を縮めやすくするというのが狙いです。もうひとつは、パーティの終わりがけに、気になる異性をそれぞれ書き出してもらうこと。この情報は主催したこちらで回収して、双方マッチしていた場合には、それを後日ご本人にお知らせし、その後へつなげてもらうという流れなんですが。お互いに好感が持てているとわかると、安心して次のステップへ進めるんですよね。相手の心を探らなくていいし、誘ってみたものの瞬時に玉砕、なんてことも防げます。シャイで消極的な人が多い傾向にある日本人にはとっても向いている方法だと思うので、パーティを主催する際にはぜひ取り入れてみてください」

共通の知り合いを介して出会うことで、事前にお互いのことを知っておけるってすごく安心ですよね。パーティをする際にも、友人の友人と出会えれば、見ず知らずの人ばかりの婚活パーティよりも勝率が高そう! 自分では主催できないな、と感じる方は友人の多い人にホストを務めてもらうというのもいいかもしれません。

さて次回は、ちょっぴり大胆な婚活方法にフォーカスしてみようと思います。題して、「まずはセックスしてみるのもあり!?」です。ぜひチェックしてくださいね。

第7回【まずはセックスしてみる!?】林伸次さんに聞く! アラサー世代に伝えたい婚活の心得

第5回趣味サークルは婚活成功率が高い!? 林伸次さんに聞く! アラサー世代に伝えたい婚活の心得

PROFILE|林伸次
1969年生まれ、徳島県出身。1997年、渋谷に「bar bossa」をオープン。ブラジルに住んでいた際に魅了された音楽、ボサノヴァが静かにかかる大人のためのワインバーとして人気を集めている。ボサノヴァにまつわる寄稿や執筆多数。『Oggi』本誌にて「渋谷のバーのマスターから、少しだけ恋に疲れたあなたに伝えたいここだけの話」連載中。近著に『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか−僕が渋谷でワインバーを続けられた理由』がある。
Twitter:@bar_bossa
Facebook:Bar Bossa
ホームページ:http://www.barbossa.com/

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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