「両家顔合わせ」と「結婚式費用」に関する実態調査
1.両家顔合わせ事情
■1万円以上かける人が約7割! 個室の料亭が人気
回答者のうち、両家顔合わせをした人が96%、していない人は4%と、ほとんどが両家顔合わせを実施していることが判明。
さらに、顔合わせを実施した人に対し、「かかった費用は一人あたりいくらか」を聞いたところ、「1万円~2万円以内(34%)」が一番多い結果に。一人あたりの費用が1万円以上の方は計69%と、両家顔合わせは一般的な1回の外食費用よりも高額であることがわかります!
次に「両家顔合わせに使用した場所」について、一番多かったのが「料亭(個室)(56%)」、次いで「レストラン(個室)(24%)」と、80%が個室で行ったと回答。
また、「両家顔合わせに使用したお店のジャンル」を聞くと、「和食(75%)」が圧倒的に人気。結納をやらないカップルが増えている中で、結納に代わるものとしての両家顔合わせには日本の伝統的なスタイルを、と考える方が多いとのでしょうか。
<和食派>
・両家の親に希望を聞いたところ、「和食が良い」「落ち着いて話せる場所が良い」という意見があったため。(東京都/20代/女性)
・結納をしない分、きちんとした場で挨拶をしたいから。(愛知県/20代/女性)
<中華派>
・円卓にして上座下座を考えないで済むようにしたかった為。(神奈川県/30代/女性)
<イタリアン派>
・堅苦しくなく顔合わせをしたかったから。(東京都/30代/男性)
<家派>
・かしこまらず、ゆったりと食事ができるように。(兵庫県/20代/女性)
2.結婚式の費用事情
■結婚式の費用は半数が折半、もしくはご新郎家側が多めに負担!?
はじめに、「結婚式のご新郎家・ご新婦家の費用負担割合」について質問したところ、51%が「ご新郎家5:ご新婦家5」でそれぞれ半額ずつ負担していると回答。
その他の回答項目を比較したところ、「ご新郎家が負担する割合が多い(34%)」が、「ご新婦家が負担する割合が多い(16%)」の2倍以上であることが分かりました。
基本的に費用は折半が多い一方で、費用負担に偏りがある場合はご新郎家側が多めに負担する傾向にあるようです。
■お支払い方法は、ご祝儀のほかに両親からの援助が大きな財源
次に、「結婚式費用支払いについて、ご新郎ご新婦の貯蓄以外で不足金額分をどのような形式で支払いに充当したか(選択回答2つまで)」を聞くと、「ご祝儀(40%)」が最多で、次に「親の援助(34%)」、「全額貯蓄のみ(15%)」、「ローン(11%)」となりました。
ご祝儀を結婚式費用の大きな財源に充てるのに加え、親から費用面で援助を受ける方が少なくないことがわかります。
両家顔合わせや結婚式に関することは、なかなか周囲には聞きづらいもの。でも、今後の生活のためにも2人で納得がいくまで話し合い決めることが大切。今回の調査結果も参考にしてみてくださいね!
調査/テイクアンドギヴ・ニーズ
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:T&Gの式場で結婚式を挙げたご新郎ご新婦および今後、結婚式を予定しているご新郎ご新婦
調査期間:1.2018年12月6日(木)~12月13日(木)、2.2019年1月4日(金)~1月10日(木)
有効回答数:1.479名、2.769名