650人調査！ リファラル採用を経験して感じたこと
◆21%が知人の会社に誘われたことがある
まず、「知人の会社に誘われたことはあるか」と聞いてみると、21%が「ある」回答。
一方、企業人事を対象とした調査では、リファラル採用の制度がある企業は7割以上（※）という結果がでており、リファラル採用が今後拡がる余地は大きいと考えられます。
※リファラル採用に関する人事担当者向け調査
◆2人に1人が選考に進んだ
次に、「知人から誘われた際にどう行動をしたか」を質問したところ、「選考を受けた人」が54.8%と、2人に1人が選考に進んでいることが明らかになりました。
選考を受けた理由については、70.2%が「以前から興味を持っていた訳ではなかった」と回答。転職者にとっては、「自分では想定していない選択肢との出会い」をもたらすことが多いという結果になりました。
◆応募者の本音！ 知人に「自社にこないか？」と誘われたときの感想
知人に「自社にこないか？」と誘われたとき、本音はどのように思うのでしょうか？ 最後に、調査対象者が「知人の会社に誘われたときに感じたこと」を紹介します。
【誘われたことをポジティブに感じた・選考を受けてみようと思った】
・信頼できる友人からの誘いだったので、本当に自分のためを思ってくれているのだと思った。
・自分の能力や経験を存分に発揮し、評価される環境が手に入るかも知れないと感じた。
・この年でまったく職種の違う職場に必要とされるのは嬉しかった。
・自分の良いところを知った上で提案してくれ、条件も良かったため、タイミングがあえば転職したかった。
・自分の状況、環境を変えるために、具体的なアクションを起こすきっかけがつかめなかったため、救いの手が差し伸べられているような気になった。
・自分が友人にとって優秀な人材として評価するに値するのだと感じ、嬉しかった。
・以前、勤務していた職場だったので、懐かしく感じた。自分が求められていると実感した。
【誘われたことをネガティブに感じた】
・紹介だとプレッシャーを感じる。
・転職を考えていたので、良い機会だと思ったが、友人との関係が崩れないか心配になった。
【その他】
・今の仕事に充実していたのでなんとも思わなかった。
・正直に誘われたことは嬉しかったが、不安も強かった。
・面白そうな話だがリスクも当然高いと思った。今の仕事と比較してどれだけのやりがいがあるのか、そこが気になった。
広まりつつある「リファラル採用」に関して、様々な意見がありますね。あなたは知人に「自社にこない？」と誘われたらどうしますか？
【調査概要】
調査：株式会社リクルートキャリア
実施期間：2018年3月23日(金)～3月30日(金)
調査対象：現在、正社員または契約社員として働いていて、知人の会社に誘われた経験のある人
回答数：650人
調査方式：webを使用したアンケート
