今日から実践! お風呂でむくみをケアする方法
みなさん、普段から湯舟にしっかり浸かっていますか? 忙しいからシャワーだけ…なんてことありませんか? 全身のむくみを効率よく解消するためには、湯舟にしっかり浸かることが大切なのです。
とくに脚のむくみは、湯舟に浸かりながら、足首から心臓に向かって溜まった水分を押し流す要領でマッサージすることで効率よくむくみを軽減。このとき、ひざ裏や鼠径部の大きなリンパ節があるため、その部分を軽くもむと良いでしょう。
とくに、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、血液を心臓へ戻すポンプ機能が期待できます。ふくらはぎが固い人は、体も固く血液が滞りがちなので、お風呂でよく揉み込んで筋肉を柔らかくすると全身も柔らかくなり、循環機能の回復に役立ちます。
意外かもしれませんが、実は背中側もむくんでいます。背中側のむくみは、お尻の筋肉やブラジャーの上にのった肉をもんでほぐすことで血液が良くなり、肩甲骨まで柔らかくなり、背中がすっきりしますよ。
むくみは体の循環機能のバロメーター。むくみくらい大したことないと思わず、むくまないように生活習慣を心がけ、いつでもすっきり軽やかに過ごしましょう。
お風呂にゆっくり入る時、脚をもむ習慣をつけるとむくみの悩みから解放されるかも! むくみやすい人は、ぜひお風呂で脚マッサージを実践してみて♡
情報提供/マキアレイベル
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教えてくれたのは… 赤澤純代医師
金沢医科大学総合内科 准教授、金沢医科大学病院 集学的医療部 女性総合医療センター 副センター長。1992年金沢医科大学卒、94年~東京大学第三内科研究医として活動。母校の循環器内科助手を経て2002年に石川県初の女性外来を開設。
石川県との連携事業、金沢医科大学と金沢市の提携事業など女性が幸せになると家族が元気になると信じ活動を推進。日本抗加齢医学会理事、脳心臓抗加齢医学研究会評議員、日本女医会理事、石川県女性医師支援センターコーディネーター。