芳野友美さんってどんな人?
今回ご紹介する芳野さんは、「奇跡体験!アンビリバボー」や「行列のできる法律相談所」などの再現ドラマにこれまで300本以上出演している再現ドラマ女優。
––再現ドラマ女優になった理由とは?
芸能界に足を踏み入れたのは17歳のとき。雑誌の美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、アイドルとして芸能界デビュー。
さらに当時、事務所の先輩で大人気だった篠原ともえさんの妹分として歌手デビューするなど、順風満帆なスタートを切ります。
しかし仕事はすぐになくなり、「そこから暗黒時代に入った」という芳野さん。
転機となったのは25歳のとき。
所属事務所の社長から“再現ドラマ”への出演を勧められたことを機に仕事をスタート。その後、際立った演技力が定評を集め、数多くの人気番組に呼ばれることに。
そして現在では、“再現ドラマの女王”と呼ばれるまでになります。
しかし一見、華やかさな芸能界に籍を置く芳野さんですが、現実は厳しく、アルバイトをしながら、天井に穴の空いた七畳一間の部屋で倹約生活を送っているのだとか。
そんな芳野さんの7ルールとは…?
芳野友美さんの「7つのルール」
さて、そんな芳野さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.衣装は多めに持っていく
現代劇の場合、役者本人が衣装を持参することも多い。そんななか、芳野さんは、スタッフに衣装を選んでもらえるように、発注があった衣装の枚数より多めに持って行くことを徹底。少しでも協力できることはしたいという考え。
■2.貯金30万円を死守する
実在の人物を演じる再現ドラマでは、同じ役者を頻繁に使うことを避ける傾向が。そのため、まったくオファーがない月もあり、アルバイトに頼らざるを得ないのが現実。そして、多いときは週5回バイトをするも、女優業とあわせて月収は20万円弱ということも…。しかし、貯金だけは30万円を切らないように心がけている。
■3.大盛り無料の時は大盛りを注文
外食をする際、「大盛り無料」のときは決まって大盛りを注文するという芳野さん。いつ食べられなくなるかわからないから、食べられるときに食べておくのが自分の中での決まりに。
■4.オーディションの前は富士山に向かって拝む
芳野さんが大切なオーディションの前に必ずすること、それは、富士山に向かって拝むこと。スマホのアプリを使って富士山の方角を確認し、その方角に向かって拝むことで緊張が和らぐのだとか。
■5.撮影で使える服しか買わない
芳野さんが洋服を購入する際、判断基準になるのは、好みかどうかではなく、再現ドラマの衣装として使えるかどうか。そのため、あまり個性的過ぎないものを選ぶようにしている。
■6.目が合った馬の馬券を買う
束の間の休日、芳野さんが訪れることが多いというのが競馬場。一年前に馬の魅力にハマってから、ストレス発散の意味も込め月に一度は競馬場に。馬券を買うのは、決まって目が合った馬。
■7.再現ドラマを続ける
思うように仕事が進まず葛藤していた芳野さんを救ってくれたのが、事務所の社長の言葉。「お芝居が好き。ただそれだけでいい」という言葉。周りの目も人の評価も気にせず、ただ楽しむ、それがいまの芳野さんのポリシー。そして、再現ドラマはホームグラウンドのような存在なので、役者でいる限り、再現ドラマを続けていきたいという。
次回の「7ルール」の放送は、3月5日(火)よる11時00分~11時30分です。主人公は、毎号、即完売の大人気専門誌「デザインのひきだし」の編集長、津田淳子さん。
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