バスト&ブラ意識、時代の変化とともにどう変わった?
◆昭和女子、「大きいバスト」の満足度低め!
まず、自分のバストを自己評価してもらうと、昭和女子の35.7%が「満足」(※)と回答した一方で、平成女子は44.3%が「満足」(※)と回答。
※「非常に満足している」「まあ満足している」の合計)
平成女子の「バスト満足度」は9ポイント近く上回り、自分のバストに肯定感を持つ女性が増えていると言えます。
さらに、バストサイズの大きさとバストの満足度を比較すると、平成女子は「Cカップ」(満足:34.9%)と「Dカップ」(満足:65.7%)を境に、カップが大きくなるほど満足度が高まっている結果に。
一方の昭和女子は、バストが「大きい方」の人の満足度が46.3%、「小さい方」の人の満足度が55.5%と、平成女子とは逆に大きいバストの人は満足度が低くなっており、昭和と平成での意識の変化が明らかになりました。
◆平成女子はカジュアルでも大きく見せたい
次に、9種類のファッションそれぞれに対して、バストを大きく見せたいか、小さく見せたいかを聞いてみると、9種類中8種類のファッションで平成女子の「大きく見せたい」意欲が昭和女子を上回っていました。
そのなかでも、「ジーンズの時」は「大きく見せたい」意向に28.0ポイント差(平成女子:35.7%、昭和女子:7.7%)、「ギャザースカートの時」は21.3ポイント差(平成女子:28.3%、昭和女子:7.0%)と、大きく差がついています。
平成女子の中には、「Tシャツなどカジュアルな格好でも、女性らしく見せたい」(36歳)という意見もあり、平成女子はカジュアルなファッションを含め、より多くのシーンでバストを大きく見せる傾向。
◆平成女子の7割が「試着」
自分のバストにフィットするブラジャー選びに欠かせない「試着」。その経験率を聞くと、試着経験率は平成女子が71.0%、昭和女子が41.6%と30ポイント近く大きな差がありました。
さらにブラジャーを購入する際に求めるデザインでは、昭和女子は「シンプル」(56.7%)が圧倒的1位になる一方で、平成女子は「かわいい」(45.0%)が1位、僅差で「軽い」(41.0%)が続きます。
平成女子はブラジャーに見た目も機能性も求めているようで、昭和女子に比べてよくばりになっていることが判明。
現在はデザインが素敵で、機能性抜群のブラジャーが多いため、こだわる女性が増えているのでは? 数多くあるブラジャーから自分にぴったりなものを選んで、快適に過ごしましょう♡
【調査概要(昭和女子)】
調査:株式会社ワコール
対象:首都圏在住の18歳~39歳の女性300人
期間:1983年12月8日~12月27日
方法:留置法
【調査概要(平成女子)】
調査:株式会社ワコール
対象:18歳~39歳の有職女性300人
期間:2019年1月25日~1月30日
方法:インターネット調査
TOP画/(c)Shutterstock.com