育毛のプロが教える正しいヘアケア法
「なんだか最近、分け目が目立つ…」「髪がぺちゃんとしてスタイリングがきまらない…」など、髪の毛の悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、予約の取れないサロンとして人気のヘッドスパ専門店「PULA(プーラ)」のプロデューサー・辻敦哉さんに、正しいヘアケア法について教えていただきました!
シャンプー時の水温は、37~39℃がベスト!
まずシャンプー時の水温ですが、熱すぎても冷たすぎても頭皮への刺激となりますからよくありません。
育毛の観点からすると、40〜41℃では熱すぎます。かといって、36℃以下だと低すぎて余分な皮脂を洗い流すことができず、酸化汚れがたまります。
髪と頭皮に最適な水温は、体温よりちょっとだけ高い37~39℃のお湯です。これなら余分な皮脂をしっかり洗い流すことができ、地肌に刺激を与えることにもなりません。
ドライヤーの熱風は頭皮に当てない!
次にドライヤーです。基本的にドライヤーの使用をオススメしません。
「基本的に」という意味は、頭皮に熱風が当たらないように毛先を乾かす場合には使うこともあるということです。
ドライヤーを使わないのは、熱風が頭皮を乾燥させるのを防ぐためです。一般的なドライヤーは、5cm離れた距離で100~110℃程度となるように設定されています。
これほどの熱風を顔面に吹きつけたら、肌はたちまち乾燥してヒリヒリしてくることでしょう。頭皮でもこれと同じことが起こると考えると、熱風が与える悪影響がわかると思います。
シャンプーのあとは、ドライヤーを使わずタオルドライだけでも構いません。
確かに濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖することはあるのですが、それは乾かさずにベッドに入った場合です。タオルドライのあと、ベッドに入らずにしばらく起きていれば、髪の水分はどんどん蒸発していきます。
髪の短い男性なら15分、髪の長い女性でも80分もすれば完全に乾くと思います。これぐらいの時間なら雑菌が繁殖することはありません。
もしどうしても使いたい場合は、冷風やなるべく低い温度のドライヤーを使って頭皮への刺激を極力少なくするといいでしょう。
* * *
現在発売中の書籍『育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法』(辻敦哉著:アスコム)では、このほかにも、プロが教える正しいヘアケア法について紹介されています。あわせてチェックしてみてくださいね!
情報提供元/書籍『育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法』
トップ画像/(c)Shutterstock.com
『育毛のプロが教える髪が増える髪が太くなるすごい方法』(辻敦哉著:アスコム)
【著者からのメッセージ】
みなさんはこれまで、育毛・増毛・ヘアケアにどのくらいのお金を使ってきましたか? その効果は、金額に見合った満足のいくものでしたか?「これ以上、お金を払いたくない!」「悪徳企業にだまされるのは、もううんざり!」「本当に効果のある方法を知りたい!」「クスリで育毛するのは副作用がやっぱり心配!」
そんな切実な声が聞こえてきます。かくいう私も、薄毛に気を病んだ時期がありました。
みなさんの悩み、そして怒りは痛いほどよくわかります。
私はこれまで、老若男女4000人以上の髪の悩みに寄り添い、最良のヘアケア法とは何かを研究し、実践してきました。この本はその集大成です。
「何をすれば、髪は増えるのか?」「何をすれば、髪は太く、強くなるのか?」本書はその最終結論として、100パーセント天然成分、自分で作れる育毛「粉シャンプー」を紹介します。
さらには、さまざまな髪のお悩みに合わせて、育毛に関する正しい知識をご提供すると同時に、カラダの内側から髪を増やす方法もお伝えしていきます。
みなさんが本書のヘアケア法を実践され、髪のトラブルを解消し、笑顔で
毎日をいきいき過ごしていけることを心より願っております!