1:「若いんだから、もっと華やかにしないと」
「彼のお母さんは、短大を出てすぐに結婚をして彼を産んだらしく、50代なかば。
基本的には、私ともいい関係を築けているんですが、遊びに行くといつも『これあげるから、着なさいよ』とボディコンみたいなワンピースやら、ハイブランドのお古の派手めなバッグやイヤリングやらをくれるんです。
かわいがってくれるのは嬉しいんですけど、どれも“THE・バブル”って感じのデザインで、とてもじゃないけど今の私が着たら時代錯誤もいいところ。
でも彼の母親からは『若いのに、地味すぎる。息子がかわいそう』『もっと華やかにしないと』とため息をつきながら言われていて、どうしたものかと悩んでいます」(27歳女性/製造)
バブル時代にはボディラインを強調した服にハイブランドのバッグやジュエリーを合わせるのがオシャレだとされていただけに、今のトレンドを理解できない母親もいるのかも。でも、自分の趣味を一方的に押し付けられても、困惑しちゃいますよね…。
2:「そんな化粧品じゃ安っぽい女になるわよ」
「50代後半の彼の母親は、若いころは相当にハジけた生活をしていたらしいです。その名残なのか、今でも化粧品やファッションなどにはかなりお金をかけないと気が済まないタイプらしいのですが…。
この前、彼とみんなで食事をしたときに化粧品の話になり、私がプチプラコスメの話をしたら『安い化粧品?』とにらまれ…。
挙句には『安っぽいお嫁さんなんて、まっぴらごめんだからね!』と、笑いながらではあるものの、キツいひと言も! 彼のことは大好きだけど、結婚したらあの人が姑になるのかぁ…って考えると、ユーウツです」(28歳女性/アパレル)
バブル時代には、若くてもゴージャスなコスメも当たり前のように使う女性が多かっただけに、昨今のプチプラブームを理解できない母親もいるのかも。安くても優秀なコスメはあるけれど、バブリーな母親にはまったく興味のないジャンルなのでしょうね。
3:「シャンパンを飲めないの? 息子がかわいそう」
「バブルを楽しんだ世代の彼のお母さんは、まもなく60歳になるような年齢なのに今でも華やかに飲み歩く生活が大好き。仕事で成功しているので、交友関係も広いみたいです。
たまに彼に誘われて3人でご飯を食べることもあるのですが、実は私は、お酒が苦手です。そういう場でも、ビールを1杯飲んだらもう飲めなくなっちゃうのですが、彼のお母さんは、シャンパンを何本もボトルで頼むのがステイタスだと思っているようです。
シャンパンを飲めない私に対し、前から面白く思っていなかったのは知っていますが、ついにこの前には『あなた、シャンパンも飲めないの? 息子がかわいそう』と言ってきました。
確かに、彼もそんな母親に育てられているからバブリーな飲み方を好むタイプだけど、だからと言って私がシャンパン飲めないのがそんなに問題でしょうか!?
ものすごく真面目な顔で言われたので、怖くてそれからは、彼のお母さんに会いたいと思わなくなっちゃいました…」(30歳女性/秘書)
バブル時代といえば、シャンパンをポンポンとあけまくる飲み方もステイタスだった時代。今の時代にその価値観を押し付けられ「飲めないのはかわいそう」と言われても、困惑しちゃいますが…。
イヤミを言うつもりがあるわけではなくとも、世代間ギャップによって彼の母親から驚くような言葉を聞かされてしまう女性もいます「よかれ」と思っての言葉である可能性もゼロではないものの、おせっかいな発言をされると戸惑いますよね…。