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LIFESTYLE

2019.01.23

手軽だけど実はデメリットもたくさん!? 話題の【ジェル型洗剤】の正体って…?

今回ピックアップするのは、「ジェル型洗剤」について。書籍『秒でわかる! 最強の家事ー暮らしは、化学でラクになる!ー』(かずのすけ著:ワニブックス)から、日々何気なく使っている日用品の問題点や選び方を化学の視点で簡単解説!

「ジェル型洗剤」の正体は…洗剤をただ固めただけ!

ジェル型洗剤
(c)Shutterstock.com

これまでの洗濯洗剤といえば、液体か粉末の2種類が主流でしたが、第3の洗剤として登場したのが「ジェル型洗剤」。従来の洗剤と異なり、計量せず洗濯機にポンっと入れるだけで良いという手軽さが魅力ですが、便利な反面、使う際には注意が必要かも…。

そこで洗剤化学のスペシャリスト・かずのすけ先生に、「ジェル型洗剤」を使う際の注意点について教えていただきました。

洗濯
(c)Shutterstock.com

「ジェル型洗剤」の正体は高濃度の界面活性剤を特別なゲル化剤を用いてジェル状に固めただけのもの。主成分は現在では「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na」という陰イオン界面活性剤が主体で、特に目新しいものではありません。残留性や刺激の強さから、日本では別成分に代替が進んでいるものです。

メーカー側が謳うメリットとしては、1回の使用分が1つのパックに封入されているため、洗剤の量を計る必要がない、手が汚れないといった手間のかからなさが挙げられます。

しかしあえてジェル型洗剤を使用するほどのメリットは見つかりません。むしろ、洗剤は洗濯物の量や水に合わせて調整できた方が、成分の溶け残りや肌刺激を防げて良いと考えます。

子どもの誤飲の心配と大量の香料がデメリット

子どもの誤飲の心配
(c)Shutterstock.com

ゼリーのような見た目が災いして海外では子どもの誤飲事件が起きていて、アメリカでは6000件近くの誤飲事故があるうち、20人が死亡しているというデータもあります。

本来、洗剤の誤飲で死亡に至るケースは非常に稀なこと。しかし、ジェル型洗剤は少量で汚れをよく落とすために、かなり高い濃度で界面活性剤が配合されていますし、様々な添加物も原因になっていると思われます。

また、ジェル型洗剤は香料の残留性が高いという問題もあります。昨今では強すぎる香料がしばしば社会問題になることが増えています。中には体調を崩す人もいる中で、ジェル型洗剤はゲル化剤の特性上、香料の残留量が増える可能性が高いのです。実際に「香料がきつい」という声も…。

現在発売中の書籍『秒でわかる! 最強の家事ー暮らしは、化学でラクになる!ー』では、「食器用洗剤」「消臭剤」「洗濯用洗剤」などの日用品に関するギモンに、洗剤化学のスペシャリスト・かずのすけ先生がズバッとお答えしています。

日々何気なく使っている日用品について、配合されている成分や効能を正しく知ったうえで自分に合うものを選んでいますか? 本書では、ドラッグストアなどで手に入るアイテムを中心に、かずのすけ先生が実際におすすめする商品についても紹介されています。

ぜひチェックしてみてくださいね!

※記事中の数字は、書籍販売時のデータに基づくものです。

トップ画像/(c)Shutterstock.com

『秒でわかる! 最強の家事ー暮らしは、化学でラクになる!ー』(かずのすけ著:ワニブックス)

「除菌、抗菌、殺菌」…この違い、わかりますか? 「界面活性剤」って安全な成分? 「すすぎ1回でOK?」って本当に信用しても大丈夫? 「洗濯洗剤の“部屋干し用”って、何が違うの?」
「お風呂用洗剤の“こすらず流すだけ”の信ぴょう性は?」「緑茶エキスや、Ag+って、どんな効果があるの?」など暮らしにあふれる小さなギモンを、化学成分と洗浄化学の専門家がズバッとお答えします。

食器用洗剤、洗濯洗剤、柔軟剤、消臭剤、歯磨き粉、おしり拭き…など、日々何気なく使っている日用品の選び方を化学の視点で簡単解説!ドラッグストアなどで身近に入手しやすいもの中心におすすめアイテムなども掲載しています。子育てや毎日の家事に大忙しのあなたに、お金と時間のムダを省き、キレイと健康への最短ルートを導き出す…そんな効率的な家事ライフをお約束します。


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