日常会話の中に潜む、男性のくっだらないウソ
友達の妹がこんなことを言ったそうな。
「何気なく彼に、昨日の夜は何してたのって聞いたら、家でゲームしてたよ」と。
でも後日、ひとりでジムに行っていたことが判明。
「いや、別にいいんだけどさ、ジムに行ったらジムに行ったって言えばいいじゃない? なぜウソをつくのかと大げんかになっちゃったー」そうだ。
確かに、つかなくてもいい、くだらないウソですね。
ある人はこんなことも。
「本当はオトコ友達4人でランチを食べたらしいのだけど、なぜかひとりでラーメンを食べたと彼が言った。ん〜、なんでかな?」
どうでもいいウソ、なぜつくのかしら。
「デートに遅れた彼の言い訳が、打ち合わせが終わらなくて、だったのに、本当は仕事帰りに調べ物があって本屋さんに寄っちゃったことが原因だった。別にそう言えばいいのに…」
何気ないウソをつく男性の心理は?
こういう何気ない嘘をつくときの男子の心理は、
「本当のことを言ったら怒られるかも」
「本当のことを言ったら色々聞かれて面倒かも」
「本当のことを言ったら浮気と疑われるかも」
「本当のことを言ったらバカにされるかも」
「本当のことをいちいち言う必要もないし」
みたいな?
本音ではこんな気持ちがありつつ、口から出まかせというか、とっさに違うことを言っている。
聞くところによると、男子が一番嘘をつくのは、結婚前はお母さん。次が彼女。
結婚後は奥さんらしい。ひどい!
女性はあんまり嘘をつきたくない生き物なんだけどなー。
女性は正義感が強いし倫理観がしっかりあるから、くだらない嘘ならつかない人が多いような気がします。
だからこそ割と平気で嘘をつく男子のことが女性は許せなくて、嘘の内容ではなく、嘘をついたということで喧嘩に発展することよくありますよね。
男の人は、虚栄心が強く、ものすごく面倒くさがりやです。女性から怒られたりもめたりするの、できるだけ避けたいと本能的に思っています。
だから、身を守ろうととっさに嘘をつくのでしょうね。でも、その嘘に対して脇が甘いから、すぐにその嘘がバレてかえって揉め事になったり、あらぬ疑いをかけられたり…嘘をつくなら徹底的に嘘を貫いて欲しいのだけど!
どうせバレる嘘ならつくな、と思いますよね。でも、そのぐらい、男の人はその場しのぎの単細胞。特に遊び人のオトコや、あまのじゃくな男子、プライドの高い男性は、嘘をつきがちです。
その場合、いちいちカリカリ怒りすぎるのは逆効果です。
男は嘘をつく生き物。
そういう風に思って、嘘をつかれたことよりも、どういう心理で嘘をついたのかを分析した方が、今後の彼との付き合い方を考えるにあたって意味がある。この人の本音や心理はなんなのか。
気分は心理分析官♪
この人はどういうときに嘘をつくのか。もう楽しみながらチェックしちゃえ!
くだらないウソをつかれても、面倒くさい彼女になるべからず
本当に浮気していて嘘をついているなら問いただす意味もあるけれど、どうでもいい嘘をプライドの高さやあまのじゃく的な性格が原因でついているのであれば、その嘘はスルーしてあげるのも手。本当はこうだって知ってるけどしょうがないわねー、ぐらいの大きな気持ちで。
彼のことならなんでも知りたいと思う女子の心理をうざいと思う男子の気持ちもよくわかるしね。いちいち、警察官のように取り調べしていたら、会っていてもつまらないし、彼も辟易とするはず。
いつも尋問態勢で彼と会っている人、得策じゃないから要注意。面倒くさいオンナになるより、賢い彼女を目指してね!
ミキ オナリ Miki Onali
恋愛アクティビスト。
数多くの女性誌やwebでライターとしてファッションやカルチャーの記事を手がけるかたわら、これまで200人以上の悩めるアラサー女子にアドバイスをしてきた恋の伝道師。自身は、恋愛、結婚、離婚、再婚をすべて経験してきた40代。アラサー世代の姉御的存在として、日々恋愛相談にのっている。
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