社内不倫中のカップルに話を聞くと、社内不倫ならではのルールが存在する人も珍しくないみたいです。「不倫している時点で、社会のルールを破っているようなのに〜!?」というお話はさておき、いったいどんなルールを設けているの!? ありがちなルールを3つご紹介します!
1.「バレないように会社では苗字で呼ぶ」
社内不倫している男女は、ひとたび仕事から離れれば「トオルくん」「サトコちゃん」などと名前で呼び合ってるカップルも多いものの、仕事に支障をきたすのは避けたいのか「会社では苗字で呼ぶこと!」なんてルールを設けている人たちも少なくありません。
同僚ですから苗字で呼ぶのは、基本的には“当然”なはずですけれど、敢えてルールを設けないと、うっかり名前で呼んでしまいそうで怖いのでしょうか。なんとも奇妙な「社内不倫男女ならでは」のルールです。
2.「●●課の△△さんには優しくしない」
職場の人間関係は自分では選べませんから、気の合う人もいればどうしても合わない人だっているもの。一般的には「ウマが合うor合わない」は自分の感性に従って人間関係を構築していくものですが、社内不倫をしていると「私、経理の山本さんはどうしても苦手だから、あなたも優しくしないでね!」「俺、同期の坂下だけは許せないからお前も口きくなよ」などと、自分の感性を相手に押し付けるルールを設けがちみたいです。
相手の感情に共感できない場合には随分と窮屈な日々を送ることになりそうですが、こちらも「社内不倫」という狭い人間関係ならではのルールと言えます。
3.「職場で家庭のニオイを出さない」
社内不倫をしている男女にとって、職場はオアシス。そのため「会社は私たちのパラダイス! 誰にも邪魔はさせないわ」とばかりに「デスクに子どもの写真を飾っちゃダメ」「パソコンの壁紙は家族の写真禁止」など、家庭のニオイを感じさせる行動を制限するルールも珍しくないみたいです。家庭があることは致し方ないと思っていても、自分が“不倫”していることは痛感したくないのが不倫男女の心理なのでしょうか。
「会社に家庭の影があると辛くなっちゃうんだもの……」は、職場で一緒に過ごす不倫カップルならではの苦悩なのかも!?
社内不倫カップルたちのルールは、とっても自分都合に溢れています。夜には別々の家で眠らなくてはいけない間柄だからこそ「せめて会社では愛を育みたい」などと思っていたりして!?
みなさんの周りにも、独自ルールを設けている社内不倫カップルがいるかもですよ。
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。