新田あゆ子さんってどんな人?
新田さんは、東京の浅草・東麻布・銀座にある「菓子工房 ルスルス」を経営する菓子職人。
幼い頃から母の手作り菓子が大好きだったという新田さん。高校生のときに菓子職人を志すも、両親の勧めもあり一度は短大へと進学。しかし、夢を諦めず、27歳でようやく自らの店をオープン。
現在では、発売後すぐに完売するほど人気のアイシングクッキーを中心に、妹と二人三脚で作る焼き菓子が多くの女性の心を掴み、時折行われるイベントの出張店舗でも、開始直後から長蛇の列ができるほどの人気ぶり。
新田あゆ子さんの「7つのルール」
さて、そんな新田さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.誰にでも作れるレシピで作る
新田さんが焼き菓子を作るときのこだわりは、誰にでも作れるレシピで作ること。もともと菓子教室を始めたことが原点なので、“教室で作れるお菓子”がお手本。シンプルなレシピだからこそ、プロの丁寧な仕事が味に直結。
■2.妹の舌を信用する
オープン以来、妹と二人三脚で店を経営する新田さん。妹は事務作業や接客を受け持ち、菓子作りや商品開発は新田さんが担当するが、試作品を商品化する際には必ず妹に助言を求めるのが決まり。
■3.年に一度は自分の未来を年表にする
菓子職人になる夢を諦めずに追い続けてきた新田さん。自分の未来を年表にすることで、目標に向けてどのように過ごすかを見える化することに注力。そして実際に「30歳でお店を開く」という夢を実現。
■4.クッキーはパズルのように隙間なく詰める
さまざまな形のクッキーが隙間なくきれいに詰められた圧巻のビジュアルも、新田さんが作るクッキーの魅力。開けた瞬間に「おいしそう」と思ってもらえるように詰めるのがポリシー。
■5.お昼は父の作ったおにぎり
新田さんのお昼は、決まって父の作ったおにぎり。姉妹が切り盛りするお店のため、毎朝、スタッフの分も含めておにぎりを持ってきてくれる。
■6.日曜日は夫と遊ぶ
プライベートでは、7年前のクリスマスに届けたケーキが縁で出会った夫と暮らす新田さん。休日は、お店のことを考えないように、夫と思いっきり遊ぶのが定番。
■7.姉妹喧嘩してもすぐ仲直りする
時には、姉妹で喧嘩をすることも。それでも、翌日まで引きずらないのが新田さん姉妹。常に隣にいて、一番いなくなったら困る存在だという。
次回の「7ルール」の放送は、1月8日(火)よる11時~11時30分です(※本年の放送は今回がラストです)。
主人公は、羽生結弦選手や本田真凜選手の衣装も担当するフィギュアスケートの衣装デザイナー・伊藤聡美さん。
今年もご覧いただき、ありがとうございました! また来年もお楽しみに♡
初出:しごとなでしこ
菓子職人 新田あゆ子
1979年千葉県生まれの39歳。高校生の時に菓子職人の道を志し、2006年、東麻布の住宅街に「ルスルス」をオープン。その味がすぐに評判となり、現在は、浅草・銀座と合わせて3店舗に拡大。一つ年下の妹・まゆ子と共に店の経営に取り組む。