「卒寿」を正しく使える?
社内連絡で「会長が卒寿」と言われたら、幾つになったのか、即座にわかりますか?
「卒寿」は、ちょっとした会話でも使われる日本語だけに、社会人なら知っておきたい単語です。
【問題】
「卒寿」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.80歳の祝い
2.90歳の祝い
正解は?
2.90歳の祝い
「卒寿」は90歳のお祝いです。
主な長寿のお祝いは、60歳=還暦(かんれき)、70歳=古希(こき)、77歳=喜寿(喜寿)、80歳=傘寿(さんじゅ)、88歳=米寿(べいじゅ)、90歳=卒寿(そつじゅ)、99歳=白寿(はくじゅ)、100歳=百寿(ひゃくじゅ)ですが、100歳以上のお祝いもあります。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では76%が正解していました(2018年11月7日現在)。
そつ‐じゅ【卒寿】
《「卒」の俗字「卆」が「九」と「十」から成り立っているところから》90歳のこと。また、その祝い。
※ ※
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
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▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ