■1:名前を何度も間違えられ…
「少し前から、彼の様子がなんだか変だとは思っていたんです。でも、付き合いも長いし、倦怠期かな〜くらいにしか感じていなかったんですが、ある日のLINEで、しつこく名前を間違えられ、さすがにおかしいなと。
一度間違えるならよくある話だけど、まるで別の人と話しているかのような口ぶりだったから『名前、間違えてるけど…』って伝えたんですよ。そうしたら、しばらくして彼から『ごめん。実は好きな人できて、もう付き合ってる』と…。そのままフラれました。まさかそんな話になるとは、思ってもいませんでした…(涙)」(30歳/事務)
どうやらこの彼は、新しい彼女に送るLINEを、間違えて昔から付き合ってる彼女に送ってしまったようですね……。こちらの女子は、二股が判明したのと、いきなりフラれたWショックで、しばらくは立ち直れなかったそう。そりゃ、そうですよね。
■2:待ち合わせをしていないのに「もう少しで着く」と…
「今の彼と付き合って半年くらいの頃、デートの約束をしていないのに『もう少しで着く』とLINEが届き、そこから二股が発覚しました。
というか、そのときに知ったんですが、実はまだ当時は元カノと切れていなくて、私が二股の相手だったみたいなんです……。その日は修羅場になりましたが、後になってから、私とちゃんと付き合おうと決めてくれた彼が、その日に元カノと別れ話をする予定だったみたいで、間違えて私に『もうすぐ着く』って送ってしまったと聞きました。今は、元カノとの関係も清算し、ちゃんと付き合ってくれています」(29歳/ネイリスト)
おつきあいを始めた当時には、元カノとかぶっていた…なんて男子も、結構“いるいる”ではありますが…。彼から不信なLINEが届けば、そこから真実が暴かれていくきっかけにもなりがちです。
■3:すぐ近くで目撃しているのに「家にいるよ」と嘘を…
「私に隠れてコソコソとスマホをいじっている時間が増えた彼に不信感を抱き、意を決して、休日に彼の家にサプライズで訪れようとしたときの話です。
ちょうど彼の家の最寄駅に着いたタイミングで、反対側から女性と手を歩きながら歩いてくる彼を発見。
驚いた私が彼にすぐLINEで『今、どこにいる?』と送ると『家にいるよ』と返事が届いたんですが、さらに『今、家の前にいる』って送ったら『歯磨きしてないから、10分待って』とイミフな返事が。
家に泊めた女を、駅まで送って戻るだけの時間がほしかったのでしょうね。一部始終を目撃しながらなので、彼が私にLINEするためにスマホをいじっているのも見えていたし、歯磨きに10分っていうのも不自然でした。家に戻ってきた彼に真実を話し、二股の相手とは別れてもらう話になったので、今でも付き合っていますが、とても苦い思い出です…」(32歳/保険)
現場(!)を目撃しながらのLINEで、疑惑が確信に変わる瞬間は、女子にとってしんどいシチュエーション。二股相手とは別れてくれることになったものの、この女子は、いまだに彼のことを100%は信用できないとつらそうでした。当然ですよね…。
信じていた彼の裏切りが判明すれば、それまでの関係とは一変して、シリアスな展開に。みなさんの彼氏は、こんなヒドい裏切りはしていませんよね……?
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。