■1:「お金のことばかり気にする彼女にウンザリ」(30歳男性/マスコミ)
「付き合って1ヶ月で、シティホテルでのお泊まりデートを企画しました。ふたりにとって初めての夜だったし、いい思い出になるといいなと思ってワクワクしながら予約したんですよね。
でも当日は、彼女が支払いのことばかり気にしていて、ガッカリ。
もともと僕が全額出すつもりで誘ったのに、ディナーに行けば『安いコースにしてね』とか、バーに行ったら『高いから1杯だけ飲んで、部屋に戻ろう』とかって、うるさくて。ロマンティックに過ごしたかったのに、スーッと気持ちが冷めちゃいました」
ロマンティックな時間をプレゼントしたかった彼の気持ちを壊す話をしてしまえば、男子のウンザリは止まりません。お金の話も大事だけれど、彼女がこのときに彼の気持ちをくんであげていたら、きっといい思い出になっていたはずなのに…。
■2:「急に仕事モードに切り替わった彼女にガッカリ」(31歳男性/映像制作)
「元カノとの初めてのお泊まりデートで、苦い思い出があります。そろそろそういう関係になるかなってタイミングで食事をしてからバーで飲んでいたら、終電を逃してしまい、自然な形でホテルへ。
でも、ホテルに着いてからは、彼女が『明日の資料見なくちゃ』だの『明日の打ち合わせの時間、もう一度確認しなくちゃ』だのって急に仕事モードに切り替わっちゃって。しまいには『これが終わったら、しようね』って笑顔で言ってきたのに、ドン引きしました。
初夜なのに『しようね』は、ないですよね? ムードも何もなくて、ガッカリしちゃいました」
男子には、女子が思っている以上に、ロマンチストなタイプも多い! 平日のお泊まりデートだと、翌日の仕事が気になっても無理はないけれど、初夜なのに、急にモードが切り替わった彼女に対して萎えてしまうのも男子の心理です…。
■3:「元カレとのツライ思い出話を延々と聞かされ…」(34歳男性/経営)
「少しだけ付き合ったある女の子は、とにかく扱いにくいタイプでした。何度か食事をして、いい雰囲気になった日に僕の家に招いたんですが、いざ、そういうことをしようとしたら、急に『話がある』と言い出し、過去の悲惨な恋愛話を延々と話してきたんです。最後に『あなたは、そんな人じゃないよね?』って泣きながら確認までしてきて…。
結局、僕のほうが心も体も萎えちゃって、その日は何もせずに眠りました。翌朝『なんで、抱いてくれないの?』ってまた泣かれたんですけど、いい雰囲気のときにあんな話を延々と披露されても、ウンザリするだけです」
過去につらい恋を経験していると『今度こそ違うはず』と思いたいのも女心。しかしそんな気持ちを素直に言葉にしすぎてしまうと、萎えてしまうのも男子の心理です…。
素敵なお泊まりデートを楽しみたかった男子の期待を裏切るかのような振る舞いをしてしまえば、その後の関係にヒビが入りかねません。慎重になるのは悪いことではないけれど、幻滅を招く振る舞いはしないよう、心しておきたいものです。
初出:しごとなでしこ