■1:「常に二股していないと不安な男に引っかかり婚期を逃しました」(30歳/秘書)
「4年付き合った彼氏は、常に二股をしていないと、心のバランスがとれない人だったみたいです。何度も浮気が発覚していて、そのたびに反省しているようなそぶりをするので、許してはきていたんですけど…。
結局、いつまでも浮気ぐせが治らないのにウンザリして、私から別れました。浮気は病気と聞くけれど、本当だなって思います。30歳前に結婚したかったけれど、そんな彼氏に時間を費やした結果、私は今も独身。治るだろうって期待しないで、さっさと別れればよかったと今更ながら後悔しています」(30歳/秘書)
二股常習犯な男は、常に女性がふたりいないとダメというタイプも。この手の男は仮に結婚しても不倫をしがちだし、さっさと見切りをつけないと、後悔を招く典型でもあります。
■2:「隠れ既婚者の嘘を信じて…」(32歳/アクセサリー販売)
「合コンで出会った元カレは、実は既婚者でした。既婚者であることが判明した時に、一度は別れようと思ったのですが、彼の『離婚するつもり』を鵜呑みにしてしまい、ズルズルと1年半も不倫関係が続きました。
最終的に、彼の妻に私とのことがバレてしまい、慰謝料を請求されるまでの話に発展。既婚者と知ってからも関係を持ち続けた自分が悪いのですが、今振り返ると、なんで彼の嘘を信じて不倫をしてしまったのか…自分でもウンザリする過去になっています」(32歳/アクセサリー販売)
恋をしているときには、相手の言葉を信じたいもの。しかしダメ男の嘘を信じた結果、取り返しのつかない事態に発展することもあります。このケースでは、彼が隠れ既婚者だとわかった時点で、離れておけば後悔が少なくて済んだかも。
■3:「彼の能力を見誤った結果、お金を失う事態に…」(33歳/飲食)
「同業者の元カレは、自分のお店をもつのが夢でした。あるとき、お客様からの話に乗る形でお店をオープンさせることになり、物件絡みのお金が足りないからと私が貸すことに。
でも、それからしばらくしてその話は“たち消え”になってしまい、物件を借りるためと内装を整えるために貸したお金も、無駄になってしまったんです。
もともとお金がない彼から、まとまった額の返済があるわけもなく、結局、私がなけなしの貯金を奪われる形で、その恋は終わりました。彼の能力を信じていたからとは言え、安易にお金を出さなければよかったです」(33歳/飲食)
仕事で勝負をしたい彼を信じていると、つい応援したくもなりがち。しかし安易にお金を出してしまえば、失敗したときには何も残らない苦い思い出に…。
付き合っているときには気づかなくとも、後から振り返って「ダメ男とのダメ恋だったな…」と苦い思い出になるのは、悲劇。恋は盲目ではあるけれど、何かをするときには冷静な目も忘れずにいたいものです。
初出:しごとなでしこ