【33歳の妊活日記-26】by OLライターHana
バリバリと仕事をしてきた20代、30歳を越えこのまま独身バリキャリを貫くのかと思ってた矢先に社内の先輩男性と縁あって32歳で結婚。
さぁ次は妊娠と考えた2016年5月から、2018年の今、未だ妊娠に至らず…自分の努力だけでも越えられない壁があることに気がつき、同時に同じ悩みを抱える30代女性の多さを知る。
自分は妊娠できるのか、その答えはまだ見つかっていないけれど、同士のような女性たちへのエールもこめ、またこれから先、妊娠に悩む女性たちに少しでも役立てばと、実録で33歳兼業主婦ライターが妊活をリポートします。
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#26 不妊治療という名の修行はまだまだつづく
服用タイプの排卵誘発剤クロミッドから、自己注射の排卵誘発剤ゴナールへとステップアップしたHana。ゴナール様を一日おきに50単位ずつ注射するも1週目は効果なし。卵胞を排卵する大きさの20ミリまで育ててなければならないのに私のたまごちゃんは前回お伝えした通り、まだ8ミリ程度だったのでした。
この結果に、大変心は乱れましたが、妊活仲間の同僚の話を聞いてなんとか持ち直し、治療を継続。そのまま2週目も同じ50単位で注射を継続し、恒例のたまごチェックのために病院へ向かいました。
ちなみにたまごチェックの場合はドクターが毎回診察の度に違うんです。そもそも私の病院は固定のドクターではないのですが、それにしても毎回「初めまして。私のたまごどうですか??」の状態くらいドクターが違うのです。
まぁ確かにたまごの大きさなんてきっと誰でも測れますもんね。でもちょっと疑問があって、毎回先生が異なる場合、患者さん一人一人の治療方針は誰が決めてるんでしょうね。申し送りみたいなことをされているのかしら。。。
そんな今日は初の女医さん!
左手薬指に指輪をされているからご結婚されているのかしら。自分が不妊治療のお医者さんだったら治療のことわかっていいな♡ なんて思いながら、エコーで診てもらいました。
ドクター「うーんまだ小さいけどちょっと大きくなってますね。11ミリくらいかなぁ。排卵まではもう少しかかりそうだから、少し容量増やしましょうか。もっと増やしてもいいかもしれないけど、卵胞が育ちすぎてお腹痛くなっても大変だからね。」
そういって、不妊治療日程表に今週のたまごサイズ11ミリと、ゴナール様の容量を書いてくれました。
てゆーか、1週間で3ミリぽっち(´⊙ω⊙`)
ドクターは穏やかに「大きくなってますよ」と話してくれましたが、世の女性は1週間程度で排卵サイズの20ミリまで成長させるのに私は注射までして3ミリ!! 少し育った安心感と同時に、心がざわっと一瞬しました。
それでもざわっとしている暇なんかなくて、新しい注射器をもらってお会計をして、不妊治療は粛々と続きます。そういうわけでゴナール様は50単位から75単位へ。私の修行は翌週も続くのでした。
鍼灸も気になりはじめたころ
この頃、私が調べ始めていたことがあります。それは「鍼」結構、不妊治療の掲示板で、鍼の効果があったとコメントしている方がいたんですよね。
ただ、実際に鍼灸を調べてみると治療というより、若干のスピリチュアル感を感じてしまう(鍼の関係者の方、ごめんなさい。当時の私には知識がなく、そんな風に勝手に感じていたんです)。
妊活の為に鍼に手を出したら、家族からどう思われるかなとか考えて、いつも予約はせずにページを閉じるのでした。
つづく
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※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
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初出:しごとなでしこ
Hana 33歳兼業主婦ライター
広告代理店で働くアラサー主婦OL。結婚2年目。主婦業、仕事に追われながらも、ただいま子作り奮闘中。夢は、家族でハワイ移住。