寒さに耐えながら掃除をするよりも、涼しいうちにきちんと掃除を!
普段の掃除でなかなか手が伸びない「窓ガラス」や「網戸」の掃除。大掃除のときに、一気にまとめて行う人も多いのでは? 冬になると寒くて掃除どころではなくなってしまう前に掃除をしましょう。
屋外の窓周りの掃除を掃除コンサルタントの上原好志子さんに伺います。
■「窓周り」の掃除は秋がベストシーズン!
「外から流れてくる埃や砂、空気の汚れが直接付着する窓ガラスや網戸。特に夏場は開閉する機会も多く、足元のレールの部分にも埃が溜まりがち。屋外で作業する窓周りは、寒い冬よりも、まだ暖かい秋のうちに掃除しておくのがオススメです。」
■ポイント
✔︎冷え込む年末よりも、暖かい「秋」の方が掃除しやすい。
✔︎開閉が多い夏場はサッシのレール部分に埃が溜まりやすい。
✔︎窓や網戸には、たくさんの埃や汚れが付着している。
■窓ガラス・網戸掃除の便利グッズ
「窓ガラス」や「網戸」掃除がしやすくなるよう、汚れを落とす、防止する便利グッズを上原さんが3つ紹介してくれました。
1.表面に凹凸があるボディタオル
窓ガラスや網戸の汚れは、表面に凹凸があるボディタオルがおすすめ。3本に切って三つ編みにして使うと、持ちやすく、強度も高くなります。
2.歯ブラシ
レール部分の汚れは、歯ブラシで掃き出します(水で流すのは、蒸発した時に埃が固まってこびりつくのでNG)。
3.マスキングテープ
掃除してキレイになったレール部分の汚れ防止は、マスキングテープを貼っておくと、汚れたら剥がして、貼り替えるだけなので便利です。
なるべく、寒い冬に何度も掃除をしなくて済むよう、秋のうちに掃除をしておきましょう。キレイになったら、マスキングテープで汚れを防止するのもお忘れなく。
初出:しごとなでしこ

教えてくれたのは…日本清掃収納協会認定講師 掃除コンサルタント “そうじの女王”こと 上原好志子さん
家業の清掃関連事業を継いだ後、2000年セルケア・リサーチ有限責任事業組合設立。2008年清掃代行「アップフィールド」に在籍。自治体など公的機関の清掃講座の講師を務め、清掃で起業を目指す後継者育成も手がける。
取り扱った掃除現場3,000件以上。お客様の「もうひとりの家族」として女性目線を生かし清潔で居心地よく整頓された快適空間を作るお手伝いと、豊富な経験から得た掃除のコツを伝える。
日本清掃収納協会 認定講師、日本清掃収納協会 片付け収納マイスター、日本清掃収納協会 清掃マイスター、一般社団法人 生前整理アドバイザー認定講師、WET特殊環境浄化媒技能士・調理師免許