渡邉華子さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、ライザップのブランディング責任者・渡邉華子さん。
ライザップと聞いて誰もがまずイメージするのが、あのCMではないでしょうか。耳に残る音楽と、驚くべき体型の変化で、一度見たら忘れないほど強烈なインパクトがありますよね。
そんなCMの仕掛け人であり、広報とブランディングを一手に担うのが渡邉さん。社員数わずか4名しかいなかった企業を、トレーナーを含めてグループ全体で7千人が働く大企業に躍進させた立役者でもあります。
■路頭に迷いかけていたときに社長が手を差し伸べてくれ…
四人姉妹の末っ子として生まれた渡邉さんは、幼い頃、両親が離婚し、女手一つで育てられました。
そして、大学生の時にアルバイトをしたのが、ライザップの前身である健康食品などを扱う会社。
当時は仕事への強い思い入れもなく、卒業後は別の複数の企業に入りましたが、2社目の就職先がすぐに業績不振に。
そんな将来への不安に苛まれ路頭に迷いかけた渡邉さんを社員として迎え入れてくれたのが、社長の瀬戸健(現ライザップグループ社長)さん。
その後、2012年にライザップジムがオープン。その1年後に渡邉さんが手掛けたCMが放送されるや否や、会社は一躍急成長を遂げることに。
現在では、広告だけでなく、パンフレットや建物の内装まで、ライザップのブランディングに関することはすべて責任を負っています。
渡邉華子さんの「7つのルール」
さて、そんな渡邉さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.デスクの椅子はバランスボール
渡邉さんのデスクの椅子は、なんとバランスボール。人の体の健康をサポートする企業にいるため“気合いの証”としてバランスボールを使っている。
■2.松岡修造をお手本にする
松岡修造さんをお手本にしているという渡邉さん。熱い人が好きで、自身も信念があってサービス精神旺盛な人でいたいから。
■3.家族のお下がりを使う
多忙を極める渡邉さんの支えは、家族の物を使うこと。亡くなった祖父からもらった時計や姉のお下がりのカバンを大切に使っているという。家族の思い出が詰まっている物を使い、家族を思い出すことが渡邉さんの原動力になっているのだとか。
■4.撮影現場はとにかく明るく
CM撮影の現場では最高責任者でもある渡邉さんですが、自ら体を張ってリハーサルに参加するなど、場を盛り上げることにも注力。場を盛り上げることによって、出演者の「私をもっと見て!」といういい表情が自然に出てくるように配慮しているそう。
■5.疲れたらホラー映画を観る
渡邉さんが疲れたときに行うというのが、ホラー映画を観ること。邦画・洋画問わず、ホラー映画はほとんどの作品をチェックしているという。日常生活では味わえない刺激を味わえるのが醍醐味。
■6.エゴサーチをする
渡邉さんが移動中や空き時間があると必ず行なっていること、それは、エゴサーチをすること。自分たちがどう見られているかを把握し活かすことを心がけているという。
■7.会社を愛する
仕事帰りにも、自社が運営するゴルフスクールやフィットネス、料理教室などに通う渡邉さん。自費で通い、お客様の期待を超える結果を提供できているかゲストとして確認しているのだそう。そしてなにより、渡邉さんにとってライザップは自分の存在価値を高めてくれる大好きな場所。
「ライザップが好き」、ただその一心でひたむきにお客様のハッピーを作りあげている渡邉さん。これから先、渡邉さんがライザップを通してどんな世界観やイメージを提供してくれるのか楽しみですね!
次回の「7ルール」の放送は、9月4日(火)よる11時~11時30分です。主人公は、数々のトップアスリートの食生活を管理する、管理栄養士・細野恵美さん。
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初出:しごとなでしこ