【目次】
・オキシクリーンとは?
・オキシクリーンは、どこで売っているの?
・洗濯機の中を洗ってみた!
・浴槽を洗ってみた!
・大切な2つのポイント
・注意してほしいこと
こんにちは。なでしこリポーターズの長縄由実です。
最近インスタで話題の「オキシ漬け」は知っていますか? #オキシ漬け のハッシュタグで検索すると、3万1000件以上が投稿されています(2018年8月8日現在)。
オキシ漬けの「オキシ」はアメリカ生まれの万能洗剤「オキシクリーン」からきています。「オキシ漬け」とは、このオキシクリーンを使ってつけ置き洗いをすること。
ブームにのって私も「オキシ漬け」にトライしてみました!
■1:オキシクリーンとは?
オキシクリーンとは、アメリカ生まれの万能洗剤で「酸素系漂白剤」のこと。漂白剤といえば塩素系がすぐに思いつきますが、酸素系もあるんですね。
塩素系は強いアルカリ性で漂白や殺菌効力に優れていて、酸素系は弱アルカリ性で無臭。色物の衣類についた汚れにも対応できるというメリットがあります。酸素系は、除菌効果は塩素系よりは弱いようですが、嫌な臭いがしないことと、汚れ落としの幅が広がるのが魅力なのだとか。
■2:オキシクリーンは、どこで売っているの?
オキシクリーンはコストコで買えるということから知名度が上がったようですが、今ではコストコ以外でもamazonや東急ハンズ、ロフト、ドン・キホーテ、マツモトキヨシをはじめとしたドラッグストアなどでも購入可能です。
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■3:洗濯機の中を洗ってみた!
今回私がオキシクリーンを使って洗いたいものは…洗濯機!
我が家の洗濯機は、6年前に購入した43リットルのもの。市販の洗浄剤で清掃したことはありますが、今回のように根こそぎ掃除をするのは初めて。何かとんでもないものが出てこなければいいのですが、ドキドキが止まりません。
ということで、泡立ちが良く洗浄力が強いという噂のアメリカ製の粉末タイプを選択し購入。オキシ漬けに役立ちそうなものも100均で購入しました。
オキシクリーンは40度以上のお湯で溶かすことで効果が引き出せるそう。そのため、洗濯機洗浄の場合、浴槽からホースを使って洗濯槽の中にお湯を張るというという方法をとってる人が多いよう…ですが、女ひとり暮らしの私にとって大がかりな作業は避けたい。そもそもホースももっていません。
そこで今回はオキシクリーンの液を作り、洗濯槽に入れるという方法で行ってみたいと思います。
<オキシクリーンで洗濯機(43リットル)を洗浄してみた>
【1】:私が買ったアメリカ版のオキシクリーンはお湯10リットルに対し、付属のスプーン1杯(約113g/4目盛り)が目安のよう。そこで4杯のオキシクリーンをお湯で溶かしてオキシクリーンの液を作りました(日本版のオキシクリーンは、溶かす分量も付属のスプーンの容量も違うので要注意!)。
【2】:1のオキシクリーンの液を洗濯槽に入れます。
【3】:オキシクリーンを入れたら、「洗いコース」を設定し、5〜10分ほど洗濯機を回します。のぞいてみると黒いつぶつぶした汚れがたくさん浮いてきていました。
いやはや…こんなに汚れた洗濯槽で洗濯をしていたなんて、、本当にぞっとします。
【4】:浮いてきた汚れを網ですくって取り除きます。網はごみキャッチャーにいつも使っている水切りネットをかぶせて作ります。
【5】:最後に洗濯槽に残っている汚れをふき取ります。
【6】:もう一度、洗濯槽に何も入れない状態で、標準コースで洗濯機を回します。これで洗濯槽の洗浄が完了です。
洗濯槽も定期的に洗わないとこんなに汚れてしまうんだと実感しました。
■4:浴槽を洗ってみた!
次はインスタグラムでよく見かける、浴槽の洗浄にトライ!
<オキシクリーンで浴槽を洗浄してみた>
【1】:浴槽に2杯のオキシクリーンを入れます。
【2】:40度のお湯のシャワーをふりかけてオキシクリーンを溶かしながらお湯をためていきます。
【3】:お湯がたまったら、きれいにしたいものを浴槽に入れてつけ込みます。私は、シャワーヘッド、浴室乾燥機のフィルター、排水溝のごみ捨て皿、洗濯機の部品を入れました。
【4】:5分毎に追い炊き機能を使ってお湯を温めなおします。それによって、追い炊き期の吹き出し口も洗浄できます。
【5】:20分後にすべて取り出し、つけ込んでいたものや、浴槽全体をきれいに洗い流します。
【6】:その後は何も入れずに浴槽にお湯をためます。2回ほど追い炊きをして中に残っているオキシクリーンを全て洗い流します。
【7】:最後にバスルームの床も浴槽と同様にオキシ漬けをします。排水溝をふさいでオキシクリーンの液を床全体にふりかけ、シャワーで溶かして20分放置。洗い流すと床に張り付いていた小さい黒ずみも消えて、とってもきれいになりました。
■5:大切な2つのポイント
【1】:オキシクリーンを溶かすお湯の温度が大切!
オキシクリーンの液は40~60度のお湯で、粉末を完全に溶かして泡立たせることが大切。アメリカ製のオキシクリーンの特徴は、泡立つことでその泡が汚れを浮き出させ分解をしてくれるというもの。今回の洗濯槽の洗浄ではあまり泡が立たなかったのですが、それは粉を早く溶かそうとして、60度以上の熱いお湯でオキシクリーンの液を作ってしまったのが原因だと思います。
お湯は熱ければいいというものではなく、熱すぎると成分の分解が早くなってしまい漂白効果が発揮されないということがあるそうなので、適度な温度を守ることが大切だと思いました。
【2】:オキシクリーンのつけおき効果は20分以上6時間以内
オキシクリーンのつけおき効果は20分以上6時間以内。6時間以上置いても効果があがるわけではありません。長くつけておけばいいというのもでもないのですね。
■6:注意してほしいこと
嫌なにおいが一切ないので快適に使用できますが、そのため換気するのを忘れがちになります。あくまでも漂白剤ということを忘れずに、しっかり換気をしましょう。
また使用する際には手が荒れないようにゴム手袋も忘れないで下さい。そして、洗浄が終わったら終了ではなく、もう一度何も入れない状態で水をためて、オキシクリーンをしっかりと洗い流して下さいね。
初めて挑戦してみましたが、簡単に隅々まで洗浄できるというところがすごく魅力的でした。他のものにもいろいろと対応できそうなので、次回はオキシクリーンを使ったキッチン周りや衣類の洗浄も試してみたいと思います。
初出:しごとなでしこ
なでしこリポーターズ 長縄由実
外国人向けの物件を扱う不動産会社で勤務する傍ら、なでしこリポーターズとしても活躍。趣味はカメラ。休日はインスタジェニックな場所を求めて話題のスポットへ繰り出すことも。特技は外国語(英語・韓国語)。