「お茶を濁す」って正しく使えてる?
「後輩のA村くん、注意するたびにお茶を濁すのよね」と先輩がため息をついていたら、A村くんのどんな様子が頭に浮かぶ?
「お茶を濁す」は、雑談やちょっとした会話でもよく使われる表現だけに、正しい用法を知っておかないと赤っ恥確定!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに。
【問題】
「お茶を濁す」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.さわぐ
2.ごまかす
正解は?
2.ごまかす
冒頭のA村くんは、先輩から指導を受けてもその場をごまかしているというわけですね。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、94%が正解していました(2018年8月6日現在)。
おちゃをにごす【御茶を濁す】
いいかげんに言ったりしたりしてその場をごまかす。
※ ※
一説には、茶道を知らない者が適当な作法でごまかした様子から生まれた言葉とも言われています。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ