「ぜんごさく」って漢字でどう書く?
先輩から「騒動の前後策を講じておかないとね」とLINEでメッセージが届いたら、日本語に違和感がある? それとも、なんとも思わない?
「ぜんごさく」は、後によい結果が出るよう策を講じることだけれど、漢字ではどう書くのが正解?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「騒動の前後策を講じる」この文は正しい? 誤り?
1.正しい
2.誤り
正解は?
2.誤り
「前後策」ではなく「善後策」と書くのが正解です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、85%が正解していました(2018年7月27日現在)。
ぜんご‐さく【善後策】
後始末をうまくつけるための方法。
※ ※
後のためによいようにすることを「善後」といい、「善後処理」「善後の策を立てる」のような使い方もします。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ