「天地無用」正しく理解できてる?
「そのダンボール、明日発送するから、“天地無用”のシールを貼っておいてね」って先輩から頼まれたら、どんな意味のシールを貼るのか理解できてる?
それとも、意味がわからないまま、言われた通りのシールを貼っちゃう?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「荷物に天地無用のシールを貼る」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.上下は気にしなくてよい
2.上下を逆にしてはいけない
正解は?
2.上下を逆にしてはいけない
この場合の「無用」は、「してはいけない」という意味です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、81%が正解していました(2018年7月26日現在)。
てんち‐むよう【天地無用】
運送する荷物などに表示する語で、破損の恐れがあるため上と下を逆にしてはいけない、の意。
※ ※
この場合の「無用」は、「してはいけない」という意味です。「立ち入り無用」「貼り紙無用」なども同様に、禁止を表す表現です。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ