【33歳の妊活日記】by OLライターHana
バリバリと仕事をしてきた20代、30歳を越えこのまま独身バリキャリを貫くのかと思ってた矢先に社内の先輩男性と縁あって32歳で結婚。
さぁ次は妊娠と考えた2016年5月から、2018年の今、未だ妊娠に至らず…自分の努力だけでも越えられない壁があることに気がつき、同時に同じ悩みを抱える30代女性の多さを知る。
自分は妊娠できるのか、その答えはまだ見つかっていないけれど、同士のような女性たちへのエールもこめ、またこれから先、妊娠に悩む女性たちに少しでも役立てばと、実録で33歳兼業主婦ライターが妊活をリポートします。
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#19 不妊治療の自己注射。副作用に悩まされる
旦那さんの不妊検査を終え、ついに1つ不妊治療のステップを進め、排卵誘発剤の自己注射を開始したhanaです。
怖かった注射はなんなくクリアしたものの、副作用に悩み始めるのでした…。
朝イチのゴナール様を無事に打つことが出来た朝。自己注射までできるようになった自分に満足しながら出勤をしました。
その日は特に会議などもなく、現場で黙々とパソコン作業だったのですが……
Hana 「え? Σ(‘◉⌓◉’)! 地震じゃない!?」と作業中にビクッとすることが何度か。
数回、地震詐欺を繰り返したあと、それは自分の目眩であることに気がつきました。
ただ、病院では副作用の話は何も言われてないのです。まぁ、ホルモン剤なので、プラノバールと同じように、なにかしらの副作用があることは何となく察してましたけど。
それにしても今まで目眩なんてあまり体験なかったのでこの日は少し驚きましたが、まだゴナール様の副作用と決まったわけではなく、その日はどうにか帰宅しました。
そして2日後…私の場合、ゴナール様は2日おきの投薬なので、2回目の注射をして会社に向かいました。
この日は、管理職が集まる定期の大会議でした。が、会議中なんとも言えず気持ち悪いのです。
吐いてしまうとかそういう気持ち悪さとはまた違うのですが、なにか気持ち悪い、怠い、感じ。
私は生理不順かつそんなに重たいタイプではなかったので、生理前の不快感とかほとんど経験なかったのですが、恐らく生理前のそれと類似した不快感ではないでしょうか。
そして目眩、気持ち悪さに続くもうひとつの症状が…暑さ!!
私は夏生まれのせいか、寒さには弱いですが、決して暑がりではないのです。なのにとにかく暑い!
すでにこの時期は、秋の涼しい風が吹き始める時期でしたし、まして会議室は空調でひんやりとしていりにも関わらず、私の体内温度は真夏並み。
タオルで仰いだり、気持ち悪さにタオルを口元に持って行く動作を何度も繰り返ししていたらしく、周囲の方から「大丈夫?」と聞かれてしまいました。
その時に初めて「Σ(‘◉⌓◉’)! もしやゴナール様の副作用か!」とハッとしたのです。
副作用は、自分だけじゃないことを知った
会議が終わり次第「ゴナール 副作用」で検索。出るわ出るわ、いろんな副作用症状の質問や掲示板。どうやら腹痛と吐き気の人が多いみたい。
おぉ、みんな同じように副作用で苦労しているんだなぁと思うと少し元気が出てきました。
旦那さんにも副作用の話を話そうかなと思ったのですが、クロミッドにも副作用があったことを話した時に「そんなに痛い思いや、つらい思いをしてまで子どもを作ろうとすることが良いのかな」と前に言われたことがありました。
なので、この時は話すのをやめました。だけど、この後、仕事をする上で、もっと困る副作用に悩まされることになったのでした。
働きながら、妊活をされている方の中に、勤務先に治療をしていることを話している人ってどのくらいいるのでしょう??
どうしても副作用が出てくると、仕事にも支障が出てくるので職場の人には不妊治療のことを話しておいた方が良いタイミングがくるかもしれません。
私自身、妊活をしていること、副作用があることを、勤務先にどのように報告するかをこの後悩み始めるのでした。
つづく
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※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
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初出:しごとなでしこ
Hana 33歳兼業主婦ライター
広告代理店で働くアラサー主婦OL。結婚2年目。主婦業、仕事に追われながらも、ただいま子作り奮闘中。夢は、家族でハワイ移住。