意味を理解して使いたい表現! 今回は「期せずして」をピックアップ
「期せずしてこんな案件が舞い込んできたんだけど、対応できる?」と先輩に話しかけられたら、どんな意味だと思う?
この「期せずして」は、会話でも比較的頻繁に使われる表現だけに、社会人なら、正しい意味を知っておきたい!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「期せずして」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.偶然
2.突然
正解は?
1.偶然
正解は「偶然に」「思いかけずに」という意味です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では、64%が正解していました(2018年6月22日現在)。
きせず‐して【期せずして】
思いがけず。偶然に。「期せずして同じ列車に乗り合わせる」
※ ※
「期する」は、前もって期限などを定めておくこと。予定にないことが起こるのが「期せずして」です。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ