■1:「名前の呼び方が変わった」(32歳/飲食店勤務)
交際中にパートナーのあだ名が変わっていくのは「あるある」。だけど、これまでよりよそよそしい呼び名に変化した彼女に対し「もしや僕って…?」と不安を抱いてしまった男子も!
「もう別れた彼女の話ですが、それまではまったくなかったのに、ある時期から頻繁に、僕の呼び方を変えて送ってくるようになったんです。
当時、僕は『ケンくん』って呼ばれていたんですけど、『ケンさん』って送ってくるようになって……。名前は『ケン太(仮名)』なので、アリっちゃアリなんですけど、なんだか変だなって思うじゃないですか。
本命の男が別にできて、僕とのLINEを見られても言い訳できるように、“さん付け”にしたのかなって疑いましたね。しばらくして彼女からフラれたんで、多分ビンゴだと思います」とのことでした。
親しげな呼び名に変わるなら納得だけれど、よそよそしい方向に変化すると「あれ?」って思うのは無理もない!?
■2:「話が噛み合わなくなって…」(33歳/映像会社勤務)
ふたりの交際期間が長くなれば「阿吽の呼吸」になってくるのが一般的。それだけに、その真逆の方向に向かってしまうと、違和感を抱く男子も!
「あるときから、彼女と話が噛み合わなくなったんですよ。やりとりしていても『え? 言わなかったっけ?』とか『この前、伝えたじゃん』とか言われる機会が増えて。これは明らかに他の男がいて、さらに僕よりもそっちと連絡している回数が多いんじゃないかって思いましたね。
ちょっとしてから、彼女が二股をかけているのを知り、僕から別れを告げました。きっと、あの頃から他の男とも付き合い始めたんだと、今でも疑ってます」とのことでした。
うわ~、これはキツイ! 彼女としては記憶が曖昧になっている部分でも、彼としては違和感を抱いても無理はないかも…。ちなみに、別れる直前まで体の関係があったそうで…「最後はセフレにされた気分(涙)」と本人談。
■3:「犬絡みの用事が一時的に激増して…」(30歳/美容関係)
ひとり暮らしでペットと暮らす女子は少なくないけれど、ペット絡みの用事が不自然に増えると「あれ?」と感じる男子も。
「彼女はペットを飼っているんですけど、ある時期だけ、やたら愛犬の都合を理由に、デートに応じてくれなくなったんです。食事に誘っても『犬の散歩に、行かなくちゃ』とか、週末のデートに誘っても『犬の服を買いに行く』とかね。でもその犬と彼女は、もう何年も一緒に住んでいるんですよ。途中でいきなり生活のペースが変わるとか、不思議じゃないですか?
僕の予想ですが、彼女は嘘をつく子が下手なので、彼女なりに工夫して。4ヶ月くらいして、“犬”を理由に、僕のデートを断ることはなくなりました」とのことでした。
その4ヶ月の間にも、たまに会えば男女の仲は続いていたんだそうで…、落ち着くまでの間「僕はセフレか!?」と疑惑を持ち続けたんですって。うーん、真実はいかに!?
わざわざ彼女には問いたださなくても「ひょっとして、俺って…?」と、不安を抱く男子は意外といます。「ビンゴ!」なら仕方ないけれど、ただの誤解で彼のテンションを下げないよう、女子はくれぐれも気をつけて!
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。