街歩きが楽しい! プラナカン文化を堪能できる「カトン地区」とは?
こんにちは。
なでしこリポーターズ徳山沙季です。
私が大好きな「シンガポール」は、様々な文化が混在する国。
最近、女子旅として人気なのが、シンガポール東部に位置する「カトン地区」です。ここは、SNS映えはもちろんのこと、伝統や歴史、文化についても知ることができます。
「カトン地区」はシンガポール中心部からタクシーでおよそ20分、MRT(電車)でもパヤ・レバー駅から徒歩10分とアクセスもいいです。
実際に街歩きをしてみると近代的な建築が並ぶマリーナ・ベイエリアとは、また異なりカラフルでどこか懐かしさを感じる街並みです。
「プラナカン」とは、15世紀後半からシンガポールやマレーシアにやってきた中国系移民の子孫のことを指していて、「プラナカン文化」はヨーロッパと東南アジアや中国の文化をミックスしているのが特徴です。
カメラを撮る手が止まらない!
【カトン地区】女子旅スポット3選
1_パステルカラーの建築物「ショップハウス」
歩いていると思わず足を止めてしまうのがこちら。数軒繋がった状態で建てられている「ショップハウス」というパステルカラーの建物。撮影スポットとしても大人気なんです。
写真を撮影する位置によって、色の組み合わせも変わるので自分の好みの位置から撮影するのもおすすめです。
2_伝統衣装「サロン ケバヤ」
サロン ケバヤとは、プラナカンの女性の民族衣装のこと。
ブラウスと巻きスカートでできた衣装でビーズやレース、刺繍などがほどこされた華やかさが印象的です。ブラウスはボタンではなく前面をブローチで留めるというのもなんだかとっても素敵ですよね。
今回私も試着体験をしました!
これらの衣装はすべて手作りでシルクなので手触りもよく、着ているだけで優雅な気分になれます。
ビーズ刺繍はプラナカンの女性が花嫁修業の一環として学ぶものだそうです。一針ずつ丁寧に作られたサンダルも足元を華やかにしてくれます。豊富なカラーとデザインの中からお気に入りの1点を見つけるのも楽しいですよ!
3_ポップでかわいいスイーツ「ニョニャクエ」
街歩きをしていると華やかでポップなカラーのスイーツを見つけました。「プラナカンの女性のお菓子」という意味の「ニョニャクエ」(写真手前)という生菓子です。
ハンドメイドのお菓子で、ココナッツやお米、パンダンリーフなどを使っているんだそう。
何層にも重なったカラフルなスイーツは「ラピス・サグ」(写真右上)というもので、もちっとした食感とほどよい甘みが特徴です。1枚ずつ層を剥がしていただきました♡
丸い形のお菓子は「オンデ・オンデ」(写真左下)というスイーツで、お餅の中に黒糖蜜が入っていてココナッツフレークで外側をトッピングしています。口の中に入れた瞬間、黒糖蜜がとろっと溶ける食感がたまりません♬
どのスイーツも生菓子のため日持ちしないので、その場で食べるかテイクアウトしてホテルでその日に食べるのがおすすめです。
SNS映えに加え、伝統の文化に触れることができる「カトン地区」。シンガポールを旅する女子は、必ず訪れてほしい場所です。
初出:しごとなでしこ
なでしこリポーターズ 徳山沙季
フリーアナウンサー。大学卒業後は、地方の民放テレビ局でアナウンサー兼記者として活躍。趣味は相撲観戦、アフタヌーンティを楽しむこと、写真、旅行、ヨガ。特技はスコーン作り。プチプラなアイテムが大好きで、週2回のパトロールは欠かさないGU通でもある。インスタグラムでもGUやUNIQLOを取り入れたコーディネートを更新中。