■1:多忙アピール系
「5月はハワイに4日間、6月はパリに1週間行きます!」「6月は岡山、大阪、福岡に出張予定」などと、聞かれてもない海外渡航スケジュールを“ひと言”に書き込んでいると、パッと見た人から「え、別に聞いてないんですけど…」となるのも「あるある」。
本人としては広く自分のスケジュールを広報し「この月は、ちょっと遊べない」とか「この辺りに住んでる友達、よろしくね!」が言いたいだけかもしれませんが、旅行系、出張系のお知らせは、どことなく“そんな自分を自慢してる”にも見えやすく、アウト認定されやすい♡
■2:投資にハマってる系
「仮想通貨にハマり中」「FXで荒稼ぎできます!」など、投資にまつわるひと言を書いているアカウントは、怪しげな雰囲気を醸し出しがち。
「そうは見えなかったけれど、この人って怪しいことしてるタイプなのね…」な判断を下されやすく、投資サービスやサークルに勧誘されそうで、距離を置きたくなってしまう人も続出傾向に。
本人としては「自分はいい情報をもってるから、まわりにも教えてあげたい!」な親切心(?)かもしれないけれど、“近寄りにくい人物”認定されやすいLINEひと言でもあります。
■3:自己啓発のポエム系
「ここまでくる道のりは、決して平坦ではなかった…。だが、俺はくじけない!」「日々感謝。自分を育ててくれているのは周りの人だと悟り、私は大人になった…」などのポエム系の“ひと言”は、見た人をしらけさせる典型にも。
本人は、そこまでの深い意味があって書いているわけではなくとも、読んだ人からは「自己陶酔型?」「ひょっとして病んでる系…?」などの疑惑をもたれやすいです。
共感するより先に、軽いイラっと感を示してしまう人のほうが多い典型かも…。
LINEアカウントの“ひと言”は誰でも読めるだけに、なにげなく書いた一文が「ん?」を誘うことも。
そんな筆者のLINEひと言は「ビーチとゴルフと犬が好き」。うーん、ちょっと自己主張している感がなくもないので、そろそろ書き換えることにします!
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。