【目次】
・【暑中見舞い】ビジネスメールで送るのはアリ?ナシ?
・【暑中見舞い】季節の挨拶を取り入れたビジネスメールを書いてみよう
【暑中見舞い】ビジネスメールで送るのはアリ? ナシ?
個人的にも、最近は受け取ることが少なくなりつつある暑中見舞い。ビジネスマナーとしては出した方がいいのでしょうか?
「暑中見舞いは、かなり減っているというのが現状です。年賀状も今年の賀状をもって卒業しますという言葉を添えて、辞める人も増えています。暑中見舞いはもっと顕著ですね。季節の挨拶は、もともと年に数回、自分の近況を知らせ、相手の近況を伺うためのものでした。
でも最近は挨拶が必要な間柄の方には、メールで日頃から連絡を取っているので、改めて季節のご挨拶をする必要がないんです。FacebookなどSNSも発達しているので、昔とは違い、近況がだいたいわかるというのも今時の事情だと思います」(北條さん)
【暑中見舞い】季節の挨拶を取り入れたビジネスメールを書いてみよう
あえて暑中見舞いとして出す必要はないけれど、四季折々の季節の挨拶があるのが日本の良いところ。季節のエッセンスをビジネスメールに取り入れることで、いつものビジネスメールを印象に残るメールに変えて見てはどうでしょう。
「メールの始まりはほぼ定型なので、読む方も慣れてしまっています。そこに季節感をプラスすることで、他のメールと違った気持ちが伝わるメールになります。会社の夏季休暇の期間を取引先にお知らせするメールの時なども、夏を感じる挨拶から始めると良いですね」(北條さん)
季節感を感じさせる一言フレーズの例文
6月:今にも梅雨入りしそうですね。
7月:いよいよ夏本番です。
8月:厳しい暑さが続きますが、体調など崩されていませんか?
(引用:「仕事の基本 社会人1年生大全」p147)
などです。
暑中見舞い用のハガキを購入して手書きで…となると面倒に感じてしまうけど、いつものビジネスメールの最初を変えるだけなら簡単だし、他の季節の変わり目にも応用できます。ちょっと印象に残るメールにしたいときに、このテクニック使って見ましょう!
初出:しごとなでしこ
北條久美子
ほうじょう・くみこ
キャリアカウンセラー・研修講師として全国の企業や大学などで年間 約2,500人へビジネスマナーやキャリアの研修・セミナーを行う。現在はライフスタイリストとしてワーク(仕事)寄りだった人生を、生きること=ライフにシフト中。ジュエリーブランドBRILLIANCE+の執行役員・株式会社Surpassの顧問として企業の人財育成や教育体系の構築にも携っている。イラスト豊富でわかりやすい最新著作『仕事の基本 社会人1年生大全』が好評発売中。詳しくはこちら▶