飯島望未さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、バレエダンサー・飯島望未さん。
アメリカ5大バレエ団の1つで世界のトップダンサーが集うヒューストン・バレエに所属し、プリンシパルの次のランクとされるファーストソリストとして、舞台で主役を演じる実力の持ち主。
そんな飯島さん、実は、バレエダンサーのみならず、ファッションアイコンとしての顔をもつことでも知られているんです!
個性的でおしゃれなヘアスタイルやファッションがSNSで話題になり、広告や雑誌に取り上げられるまでに。さらに、その活躍ぶりがシャネルの目に留まり、なんと、シャネルの新作ウォッチのアンバサダーに抜擢されるなど、ファッション界でも注目を集める女性です!
そんな誰もが羨むような活躍をされている飯島さんですが、実は、バレエを続けるのは簡単なことではなかったそうです。
母子家庭で育った飯島さんは、6歳でバレエを始めましたが、経済的な理由で家族から「お願いだからバレエをやめてほしい」と言われたことも。
しかし、「絶対にバレエをやめたくない!」という一心で、わずか15歳にして単身渡米。
そして、「短期間でプロにならなければ後がない」という想いでバレエを続け、なんと、翌年には実力を認められ、プロのバレエダンサーに。
飯島望未さんの「7つのルール」
さて、そんな飯島さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…
■1.レッスン前はストレッチしない
意外にも、レッスンのギリギリまでスタジオに入らないという飯島さん。バレエダンサーというと、レッスン前には入念にストレッチをするイメージをもちますが、飯島さんの場合、ストレッチをしすぎないほうが体の調子がいいのだとか。
■2.練習着もかわいく
練習着には、ファッションアイコンとしても活躍する飯島さんならではのこだわりが。自分のテンションをあげるために、オリジナルのチュチュを作ってもらっているのだそう。グラデーションの入ったチュチュがとってもかわいいです♡
■3.本番前はパスタを食べる
食には興味がないという飯島さんですが、唯一こだわっているのは、本番前には、パスタを食べるということ。食べるのは、エネルギーを摂取するためだけで、腹持ちのいいパスタを選んでいるのだとか。
■4.家でバレエのことは何もしない
意外にも、自宅ではバレエのことは何もしないという飯島さん。プロになってからはメリハリをつけることを心掛け、トレーニングなども、スタジオで気が張っている状態でやるのだそう。
■5.カンパニー内恋愛はしない
飯島さんがいる世界は、華やかな舞台の裏側で仲間同士がしのぎを削る競争社会。そんな世界でメンタルを保ちながらバレエを続けていくため、必要以上に周囲と関わらないと決めているのだとか。カンパニー内で恋愛をしないことも徹底。
■6.いつも星を身につける
足首に施した星のタトゥー、星型の指輪など、飯島さんの身の回りには、いつも星をモチーフにしたものが。以前、星をモチーフにしたアイテムを持っていたとき、コンクールの成績がよかったのだとか。それ以来、心の拠り所のような存在になっているのだそう。
■7.バレリーナらしくしない
バレリーナの枠にとらわれず、ファッションやメイクを楽しむ飯島さん。「バレリーナはこうでなければいけない」というイメージを崩したいのだとか。
しなやかな体と優雅で美しい動きで人々を魅了する飯島さんですが、「自分は自分」というような心意気に力強さを感じました! これからの活躍を注目していきたい女性ですね♡
文/かわはらりな
次回の「7ルール」の放送は、5月8日(火)よる11時~11時30分です。主人公は、女優の吉田羊さんです! ドラマや映画、CMなどで大活躍の実力派女優、吉田羊さんが、どのような7ルールを語ってくれるのでしょうか。
番組を振り返り、仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてくださいね♡
初出:しごとなでしこ
バレエダンサー 飯島望未
1991年生まれ 大阪府出身 26歳。6歳でバレエを始め、13歳の時にニューヨークで行われた「ユース・アメリカ・グランプリ」で3位に入賞。15歳で単身渡米し翌年ヒューストン・バレエ団と当時最年少でプロ契約を結ぶ。クラシック作品だけでなくコンテンポラリー作品でも高い評価を受け、2013年にはアメリカのダンスマガジンで「25人のいま観るべきダンサー」に選出。
スイスのチューリッヒ・バレエ団を経て、現在はヒューストン・バレエ団にファースト・ソリストとして所属。抜群の私服センスが人気のインスタグラムを中心に、次世代のファッションアイコンとして注目を集める。