Lesson4:手土産=souvenirではない??
楽しいGWもあっという間に過ぎ…、連休明けの出社日はほんのりユウウツになりますよね。
そんな気持ちを少しだけ癒してくれるのが、休み明けに同僚から配られるたくさんのお土産。海外限定のお菓子や国内の名産品など、旅の余韻に少しだけ浸れる瞬間です。
では、そのお土産を手渡すとき、英語だったらなんて言いえば良いかわかりますか?
たとえば、ハワイ旅行のお土産を渡すのであれば、シンプルにこんな言い方ができます。
“This is a souvenir from Hawaii.”
『ハワイのお土産です。』
このように、海外旅行に出かけた記念ともいえる「お土産」であれば、“souvenir”という表現がしっくりきます。
ただ、ここでひとつだけ注意ポイント!
日本では仕事相手の方へのご挨拶や会食のシーンで、いわゆる「手土産」を持っていくことがありますよね。日本語では両方とも「土産」という表現を使いますが、英語だと同じ“souvenir”という表現を使わないのです。
仕事相手の方に「手土産」を渡す、そんなシーンでは、こんな言い回しがおすすめです。
“Here’s a little something for you. I hope you like it”
『ちょっとした手土産です。気に入ってもらえると良いのですが』
ここで、“souvenir”と言ってしまうと、海外からのゲスト(特に日本の手土産の文化に慣れていない方)は、「え? どこか行ってきたの?」と思ってしまうので、ぜひ意識して使い分けてみてくださいね。
Oggi.jp’s 中谷晶子
小中学校をアメリカで過ごし、現在はIT企業に勤める32才。2018年4月からoggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。趣味は新たなお店開拓。美味しいお肉とお酒を糧に日々奮闘中。働く女性に向け、ビジネスから旅行のシーンまで、簡単ながらこなれた印象を与える英会話情報を発信します。