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2018.01.20

不妊治療専門の病院に行く人は案外多いのだと気がついた【33歳の妊活日記6】

33歳兼業主婦ライターが妊活を実録リポート第6回。

バリバリと仕事をしてきた20代、30歳を越えこのまま独身バリキャリを貫くのかと思ってた矢先に社内の先輩男性と縁あって32歳で結婚。さぁ次は妊娠と考えた2016年5月から、2018年の今、未だ妊娠に至らず…自分の努力だけでも越えられない壁があることに気がつき、同時に同じ悩みを抱える30代女性の多さを知る。

自分は妊娠できるのか、その答えはまだ見つかっていないけれど、同士のような女性たちへのエールもこめ、またこれから先、妊娠に悩む女性たちに少しでも役立てばと、実録で33歳兼業主婦ライターが妊活をリポートします。

これまでの記事:妊活日記はこちら

妊活日記-6 「妊活様子見」3ヶ月中の出来事

さて、2度のクロミッドが効かず途方に暮れながらも、仕事が忙しいことを理由に「妊活様子見」を3ヶ月。今回はその3ヶ月にあった出来事です。

クロミッドが効かなかったことにショックはありましたが、それと同時に仕事面では、大きなお仕事をもらえたことで「今は妊活する時期じゃないんだ。神様は今は私に働けと言っているのだ!」と自分に言い聞かせていました。

(c)Shutterstock.com
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そうして、とにかく働いて、働いて、働きました。朝も夜も、休みの日も何かしら働いていて心も体もゆとりなんて全くなかった3ヶ月でしたね。

今思うと、もしかしたら、妊活のことを忘れたかったのもあるかもしれません。

ただ、そうは言っても完全に妊活のことを忘れたわけじゃありませんでした。頭の片隅にいつも「あぁ、まだ生理きていない」「どこかのタイミングで病院行かなきゃなぁ」と漠然と思っていました。

こういう漠然とした悩み、妊活だけじゃなくて、本当に嫌ですよねー。
毎日が鬱々しちゃって。

(c)Shutterstock.com
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それでも、レディースクリニックの先生にリリースされて(前回の日記参照)しまった今、次はもう不妊専門クリニックしかないんだという現実に、ウジウジと二の足を踏んでいたのです。

そんなある日のこと。年子の子どもを2人ポンポンと産んで、産休育休を超短期で繰り返した同じ会社の友人と偶然会社の入り口で出会いました。

友人「元気ー?! どーよ! 結婚生活。次は子どもやろ!?」
「いやー、子どもなかなか出来そうもないんだわ。 妊活で相当長引きそうー(涙)」
友人「マジで? いつから妊活してんの?」
「3ヶ月前」
友人「あーまだそんなもんか。病院行ったの?」
「レディースクリニック行った」
友人「早く不妊治療専門いけや!」
「( ・∇・)!?」

雷、ズドーンって感じでした。

誰にも言わず、ウジウジしてたのに、そのままズバリのことを友人に言われて。

(c)Shutterstock.com
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さらに…

友人「仕事と同じだよ。どこに原因があるのかわからないと対策は打てないよ。それに何か問題があるとわかった時に仕事だったら放置しないでしょ? それと同じ」
「えー! でもハードル高いわー。そんなあなたは病院行ったの!?」
友人「行ったよ! 薬も色々飲んだよ! タイミングやら色々指導されたし。」
「( ・∇・)!?」

またもや、雷ズドーン…こんなにポンポンと簡単に妊娠できたように見えるこの子も、病院に行ってたのか!! やばい! これは私も行った方が良さそうだぞ……。その日、私の鬱々とした曇り空の心に、ひさーしぶりに太陽が顔を出しました。

(c)Shutterstock.com
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私もそうですけど、妊活していることってまだまだオープンにする人少ないですよね。かくゆう私も、妊活中の今もほんのわずかな人にしか伝えていません。それにはいろんな理由があるのですが…でも、そうやって人には言わないからこそ、周囲の人はすごく簡単に妊娠しているように思えるんだけど、意外にみんな薬飲んだり、人工授精や体外受精、医療の力を借りているのですよ。

(c)Shutterstock.com
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不妊専門の病院に行くことは今や当たり前になりつつあるんだと思います!

数日後、さらにそれを裏付ける出来事が…。

つづく

これまでの記事:妊活日記はこちら

※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

初出:しごとなでしこ

Hana 33歳兼業主婦ライター

広告代理店で働くアラサー主婦OL。結婚2年目。主婦業、仕事に追われながらも、ただいま子作り奮闘中。夢は、家族でハワイ移住。

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