ダイソーなら100〜500円で腕時計が買えちゃう!
こんなものも100均で買えるとは! といつも驚かせてくれるダイソー。実は腕時計も売っているんです。見かけた人も「本当に使えるの?」と半信半疑だった人もいるのでは。
でも実はかなーり使えると評判なのです。腕時計という精密機械だけに、さすがに100円とはいかなくて、お値段は300円と500円の2種類。100円の中で見るとちょっと高く感じるけど、これがなかなかしっかりできていて、しかもおしゃれなんです。とてもお値段3ケタには見えません。
しかもデザインはアナログからデジタルまでめちゃめちゃ種類が豊富です。巷で人気の腕時計からインスパイアされたと見てとれるものも…。
今回は、ライターOが実際に300円の腕時計の実力を検証します!
【目次】
・防水機能付き! ダイソーの「ブループラネット」は…一時期売りれが続出
・アナログタイプはあのビッグフェイスの人気のあのブランドにそっくり!?
・ベルトの種類が豊富だから一つで何通りにも使える。付け替えも簡単♫
・使い捨てじゃない! 電池交換もできちゃいます
・金属ベルトの調整ができるキットまである!
・プチプラだから気軽にリメイクにも挑戦できる
防水機能付き! ダイソーの「ブループラネット」は一時期売り切れが続出
様々な種類があるダイソーの腕時計の中でも、ちょっと話題になったのがこのカラフルなデジタルタイプの「ブループラネット」シリーズです。
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの数年前のツアー名が「LIVE TOUR 2015 BLUE PLANET」だったので、これをつけてライブに行きたいというファンが多く、特にブルーのものは売り切れ続出になったというものなのです。
ちなみに今は…全色そろっています。単色以外にマルチカラーのもポップなものも。
ブループラネットシリーズは、このカラフルな薄型タイプだけでなくクロノグラフのごついダイバーズタイプも出ています。色は白と黒。大きめのボーイズサイズと小さめのレディースサイズがあります。
パッと見ではG-SHOCKみたいな感じです。そして機能は? と説明書を見てみると、なんと日常生活防水です。
それだけでなくバックライトにアラーム、ストップウォッチ、時報チャイムもついている! 300円とお安いだけに、周りについているボタンは飾りかな? と思いきや、しっかり機能しています。
このお値段でこの機能だったら、アウトドアや海外旅行の時に便利ですね。タフに使って汚れても、悔いなし!
アナログタイプはあのビッグフェイスの人気のあのブランドにそっくり!?
女性を中心に人気があるのはアナログタイプのシンプルウオッチ。
こちらは流行りの薄型ビッグフェイス。お値段は日本メーカーのムーブメントを使用していることもあって500円です。
フェイスは白と黒の2種類。
ベルトもピンク×ネイビーとブルー×ネイビーの2種類がありました。特にこのピンクの方はダニエル・ウェリントンの時計にも似てると話題です。袖口からチラ見えするくらいだったら、見分けがつかないかも? というくらいそっくりなんです。
フェイスの直径もほぼ同じの36mm。
ここまで似ていて大丈夫なのかしら…と勝手に不安になるほどですが、白をダニエル・ウエリントンを持っているから、黒は遊び気分でダイソーなんてと使い分けてもいいかもしれませんね。
ちなみにベルトはフリーサイズのため、かなり長めです。女性だと大抵はこれくらい余るのでは…。これどうするの? カットするの? と悩みましたが、
パッケージの裏側にそんな人用の注意書きがちゃんとありました。
※腕に装着したときにストラップの端が余る場合は、先を折り返して金具に通してください。
なるほど。すっきり可愛く収まりました。
ベルトの種類が豊富だから一つで何通りにも使える。付け替えも簡単♫
このアナログタイプ、実は替えベルトも売っています。しかも今ついているグログランタイプのものだけでなく、クロコ型押し風革ベルトまであるんです。もちろん100円だけに本革ではなく合皮なのですが、これも近くでじっくり見ないとわからないほどよくできています。
これで合計500円。
3タイプの時計を楽しめる価格としては、本当にコスパが高い…。
実際にベルトを付け替えてみました。付け替え方は替えベルトの裏に詳しく書いてあります。
▲まずは下の穴が空いているストラップを金具から外します。
▲ここを外したらあとは簡単。ベルトを上から引き抜けばOK。
▲新しいベルトを今の逆の手順で装着して完成!
すごく簡単でした。工具とかが要らないのもいい。わずか5分でピンクからグリーンにベルトチェンジ完了です。やっぱりベルトで雰囲気って変わりますね。
次は革ベルトに交換してみます。
こちらの場合はベルトを留めている「バネ棒」を上手に外すのがポイントのようです。
▲ベルトに交換用の細い金属の工具がついているので、これを使ってバネ棒の片側を外します。
▲バネ棒に新しいベルトを通して、工具で押しながら元の位置に装着して、完成!
こちらはバネ棒を押す力具合が最初わからず、ちょっとドキドキしながらの交換でした。押し下げるコツをつかめば簡単です。15分くらいで交換成功。革のベルトだとまた雰囲気が変わりますね。
こんなに簡単に交換できるなら、服に合わせて日替わりでも交換できそう。ちなみにベルトの幅は20mmです。パッケージにも書いてありますが、このサイズを間違えないよう注意です。
使い捨てじゃない! 電池交換もできちゃいます
300円、500円なら、電池がきれたらおしまい…と思いがちです。が、そうではないのがダイソーの腕時計のすごいところ。
実は電池を自分で交換できる機種もあります。先ほどご紹介した薄型のアナログタイプは専門店での電池交換が必要(でも使い捨てではない!)なのですが、Apple Watch風のDigitalタッチウオッチという商品は、自分で電池交換ができます。
というか、こちらは最初にセットされている電池がテスト用なので、使う前に電池交換が必要なものなんです。
めんどくさい…とも思いますが、展示されているうちに電池が消耗しちゃっているよりはいいかな? とも思います。
交換に必要なのは細めのドライバー一本です。
【電池交換の仕方】
・動作確認をしたあと、裏側の4隅のネジをドライバーで外す。
・コイン電池を外してリチウムコイン電池を入れる。
・ネジを留め直して完成。
ショートの恐れがあるので手袋をつけて交換してください、と注意書きにあります。手袋すると作業はやりにくいけど、安全のため注意は守りましょう。
ちなみにこのタイプ、下についているボタンをプッシュすると時間が表示されるタイプです。1プッシュで現在時刻、2プッシュで日付、3プッシュで秒が表示されます。
ふだんは時間使わない気もしますが、日付や秒もきちんと表示できるというのは嬉しい機能。しかもこれは、まさかの100円です!
金属ベルトの調整ができるキットまである!
腕時計だけでなく、ダイソーには時計に関するアイテムもあります。驚いたのは「金属ベルト」の調整工具です。専門店に行かないとできなかった金具の調整が300円で!
ただしこれはさすがに技術が必要で、注意書きに大きく「高級な時計、ダイバー時計などには絶対使用しないでください。慣れと技術を必要とします。難しいと思われる方はお買い物求めにならないでください」とあります。
ここまでキッパリ言い切っているので、時計に詳しくて、こういう工具があったら自分でどんどん交換ができるのにな…と思っていたマニア向けのアイテムかもしれませんね。
プチプラだから気軽にリメイクにも挑戦できる!
このお値段だからできる、とリメイクに挑戦している人も。これまた100円のファッションデジタルウォッチは、ベルト幅がマステと同じサイズなのでリメイクが簡単と聞き、ライターOもやってみました。使ったのはイケアのマステ。
貼ってみると、たしかにぴったり同じサイズ。この凸凹がないのでリメイクしやすい。文字盤のところをカッターでカットし、穴をあけたら完成です。
なかなか可愛い。しかもめちゃめちゃ簡単です。ラバー素材なので一日付けたらヨレてきそうですが、簡単に雰囲気を変えられるのはいいですね。
アナログ、デジタル、薄型、ダイバーズタイプ…と種類豊富なダイソーの腕時計。なかでも300円、500円のものは、ダイソーなんだよと言わなければわからないほど、よく出来ています。
ハイブランドの時計はもちろんステキですが、アクセサリー気分で気軽に変えられるダイソーの腕時計もかなり使えると思います!
文/しごとなでしこ編集部
初出:しごとなでしこ